ポテチで浮く!子ども向け水難予防教室が関西で開催
株式会社湖池屋は、NPO法人AQUAkids safety projectの活動に協賛し、未開封のポテトチップスの袋を使った“浮く体験”を取り入れた『WaterSafety教室』を関西各地で2025年6月から開催予定。
この取り組みは子どもたちが楽しみながら水難事故の予防を学ぶことを目的としており、防災教育の新たなスタイルとして注目されています。
ポテトチップスの袋で浮かぶ仕組みを体験
教室では、湖池屋の未開封ポテトチップスを使用し、水に浮かぶ体験を行います。袋の中に含まれた空気によって生まれる浮力を実感することで、緊急時に身近なものを使って自分の命を守る方法を学べるものです。
あわせて、ライフジャケットの着用練習や、「もし溺れたらどうするか」を考えるワークショップも開催。これらの体験を通して、子どもたちは防災について自ら考え、行動する力を育むことができるでしょう。
学びを家庭にも広げる工夫
教室で使用したポテトチップスは、お土産として子どもたちが持ち帰ります。そのことによって「今日こんな体験をしたよ」といった自然な会話が家庭内で生まれ、防災意識が家族にまで広がっていきそうです。
こうした仕組みによって教室での学びが一過性のものにならず、日常生活の中で生かされる可能性が高まるのではないでしょうか。防災教育を子どもだけでなく、家庭全体のものとして捉える視点が活かされています。
湖池屋のCSR活動としての意義
本取り組みは、湖池屋が社会課題の解決に向けて企業としての責任を果たそうとする姿勢の表れでもあります。食品メーカーとして人々の暮らしに寄り添ってきた同社が、「おいしさ」や「楽しさ」を超えて「命を守る」活動に貢献していることは、CSRの好例といえるでしょう。
湖池屋は本活動を通じてブランドイメージの向上にもつなげながら、社会に対して実質的な価値を提供しています。企業と地域社会、そして次世代を担う子どもたちとの信頼関係を築くうえで、大きな一歩となりそうです。
子どもたちの未来を守る防災教育のあり方
水辺での事故は、わずかな油断が大きな危険につながる可能性があるため、知識だけでなく、実際に体験を通して「どう行動すればよいか」を学ぶことが重要です。
この教室では身近なポテトチップスというツールを活用しながら、子どもたちが自分自身の命を守る力を育てています。防災教育を身近なものとし、楽しく実践できる環境づくりを叶えられたのは、湖池屋が誠実に商品開発に打ち込んできた結果とも言えるでしょう。
お菓子を通じて広がる社会貢献
湖池屋のポテトチップスが水難事故の予防に貢献する教育活動の一部として活用されていることは、企業の資産を社会に還元する新しい形として意義深いもの。商品が持つ力を活かしながら社会課題に取り組む姿勢は、CSR活動のひとつの方向性を示しています。
今後もこのような取り組みが広がることで、子どもたちの水難事故への意識が高まるだけでなく、正しい知識を広めていくきっかけになることでしょう。
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