“ちょうどいい辛さ”を実現したスパイスバーガーの魅力を詰め込んだCM

激辛ラーメンに激辛火鍋、激辛ポテトチップスにいたるまで、日本で大きなブームとなっている激辛料理は実は海外でも人気を博しています。

ただ、中には激辛を追い求めるあまり食本来の楽しみである“おいしさ”が置き去りになってしまっているケースもあります。そんな状況を受け、アメリカの人気ファストフードチェーンのWhataburgerは“ちょうどいい辛さ”を実現した期間限定のハラペーニョバーガーを発売しました。

辛さの表現として頻繁に使用される炎の演出にちなんで、CMではあえて消防隊員をモチーフとして起用。“ベーコン・ブレーズ・ハラペーニョ・ダブル”という一見すると激辛バーガーかと思ってしまう商品名でも、しっかりとおいしさを感じられる絶妙なバランスであることを表現しています。

動画内では「辛そうな名前だ。もしかして最高緊急度、レベル5の辛さなのかい?」と問いかける消防隊員に対して「いいや、レベル2.5だね。チーズの旨みと優しいソースが適度な辛さを実現しているんだ」と応じる様子があり、“辛い料理が好きだけども激辛はちょっと苦手”という人をターゲットにしていることが伺えます。

特定の味を訴求するときに、イメージとは逆のことを採用することで絶妙なバランスを保ち、行き過ぎたブームに乗っかりつつも独自のポジショニングを得ることに成功した事例でした。

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