コロナビールの宝くじならぬ“宝ボトル”風プレゼントキャンペーン

軽やかな喉越しと印象的な酸味が特徴的なコロナビールは、夕暮れ時に飲むと最もおいしく感じられるという説があります。そんな言説を体現するべく、同社はビール瓶に実際に醸造された時間を印字し、その数字が事実上の抽選番号になる特殊なプレゼントキャンペーンを公開しました。

施策の名前は“Sunset O’Clock(夕暮れ時)” 。キャンペーンの仕組みとしては、それぞれ異なる時刻に醸造されたビール瓶に打刻された数字が抽選番号となり、ユーザーはその時間が見えるように写真を撮った上でコロナビールの公式SNSアカウントにダイレクトメッセージで写真を送信。醸造時間がその日の実際の日暮の時間と同じであればユーザーにはコロナビールの世界観を象徴するような豪華な旅行券がプレゼントされるというもの。

告知動画とOOHはどのような仕組みのキャンペーンであるのかを説明しつつ、コロナビールらしい楽しくも穏やかな雰囲気が演出されています。コロナビールのGlobal Communication Directorを務めるMiguel Merino氏は「コロナは常に顧客の皆様を驚かせるような企画を実施するブランドです。元々ブランドにとって特別ではない“醸造時刻”を特別に物に仕立て上げることで、コストを最小限に抑えつつ多くの顧客と繋がるキャンペーンにできました」とコメント。ブランドの世界観と顧客体験を優先しつつ、実施コストの抑制も実現することができた事例でした。

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