未利用資源・未利用魚問題はファッションの力で解決できるか!?
セレクトショップFREAK’S STORE(フリークスストア)を運営するデイトナ・インターナショナルは、「地域課題を魅力へ」と変換し発信する活動として「食べて・着て・知る、SDGsプロジェクト」をスタート。第一弾として、静岡県水産・海洋技術研究所と共同で、鰹の未利用資源を使用したパスタソース「焼津鰹のペペロンチーノ」の開発と限定アパレルグッズの販売を開始しました。
日本国内の漁獲量は毎年減少傾向にあるものの(※1)、静岡県は全国5位。とくに漁獲量1位の鰹(カツオ)に注目し、利用魚の廃棄部分(未利用資源)の活用に挑戦。静岡県焼津市で水揚げされた一本釣りの焼津鰹を使用し、鰹の旨味エキスを抽出・濃縮した赤いペペロンチーノソースが完成しました。
また、このパスタソース発売を記念して、販売店舗ではPOP UPの開催、限定グッズの展開、フリーペーパー「FREAK」を発刊します。
YouTube【前編】
YouTube【後編】
学べるフリーペーパー「FREAK」では、静岡県の未利用資源・未利用魚をテーマに、漁獲量や漁場、不思議な豆知識などを掲載しています。「未利用資源・未利用魚」の認知拡大と消費促進のため、Z世代を含む若年世代に向けて興味関心のきっかけづくりとなるよう、身近なファッションやライフスタイルとしてのアウトプットとさまざまなチャネルを活用した発信をしています。
良い取り組みも知られないと意味がありません。そして認知の次に共感や同意を持ってもらうことで「自分ごと化」してもらうために、ファッションの力を借りるという選択は期待ができそうです。今回の静岡県とFREAK’S STOREのプロジェクト体制では、パスタソースという商品開発はもちろんのこと、スタイリッシュなTシャツやキャップまで製作され、さすがただのキャンペーングッズとはレベルが違うというところを見せてくれました。
・※1参考ページ:令和4年漁業・養殖業生産統計(農林水産省)
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