なんでもない日常の一幕をアイデアの力でエンタメに変える、広告代理店の自社広告
戦略プランニングからデザイン、映像制作まで手掛けるドイツの広告代理店ADLANTISは、自社のクリエイティブ力をアピールするため日常生活に潜む些細な瞬間をエンタメに昇華させる様子を描いたブランディング動画「TIME FOR GOOD IDEAS(今こそ斬新なアイデアを)」を公開しました。
スーパーのレジでスキャンした商品を会計用のカゴに次々と入れていく女性店員。その表情に笑みはなく、一見すると退屈な日常風景であるかのような印象を受けます。しかし、レジの“ピ”というスキャン音だけが鳴り響く中で、ふと何かを思いついたような仕草をみせる店員。突然高速で複数の商品をスキャンすると、レジからはダンスミュージックを彷彿とさせる電子音が鳴り始めます。
突然の出来事に会計を待っている男性は困惑した様子ですが、お構いなしと言わんばかりに商品をスキャンするスピードは上がっています。音楽に夢中でトランス状態に入ってしまったかのような店員と、笑顔を浮かべながらスマートフォンで動画を撮影しはじめる他のレジ待ち中の客。最後にはお客さんも笑顔で去っていきます。
ドイツ語で「今こそ斬新なアイデアを」というフレーズが画面に流れるとともに幕を下ろす動画は、一見すると特徴がないかのように見える瞬間を楽しいものに変えるという、広告代理店に求められるクリエイティビティを存分に訴求することができたようです。
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