「お前は重大な間違いを犯した」ホラー映画風CMで訴求したスペインの米ブランド
一般的な米でパエリアを作ったところ、正体不明の人物に追われることになってしまった――スペイン・バレンシア発の米ブランドDacsaは、同製品がパエリアに適していることをアピールするため、ホラー映画風のCMを公開しました。
動画の始まりは、「今週末親が外出していて家が空くんだけど、うちでパエリアパーティーでもしない?」と、街中のベンチでくつろぐ男女4人組のシーンからスタート。場面がパエリアを食べながら談笑するシーンに切り替わると、「何の変哲もない日曜日になるはずだった。そう思っていた彼らは、この後起きる悲劇を知る由もなかった」と不穏なナレーションが入り、一気にホラー風の雰囲気に。
ある女性の元には「あのパエリアをどうやって作ったか、わたしはすべて知っている」という不可解なメッセージが届き、また別の男性の元には「お前は重大な間違いを犯したんだ」と書かれた手紙が届きます。
不気味な現象に見舞われた一行は、大雨の中それぞれが持ち寄った食材を確認しながら話し合いをします。するとあるメンバーが、鏡に「Dacsaじゃない米を使ったな」というメッセージが書かれていたことを告白します。どうやらすべての元凶は、パエリアのお米選びを間違えたことだったようです。
怪奇現象は止むことなく、終いには謎の人物に追い詰められ諦めかけた一行でしたが、謎の人物がフードをめくると、それはメンバーの1人の祖母。呆気に取られる4人に向かって「何度言ったらわかるの。パエリアを作る時には必ずDacsaのお米を使いなさい。ほら、次作る時用に1袋渡しておくから持って行きなさい」と話しかけます。
若者たちを追い詰めていたのは悪の存在などではなく、おいしいパエリアを作るために最適のお米を使ってほしいと願った祖母だったのです。
その他のPR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=25
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
1