これで面倒な家族ともお別れできる? 米・通信プロバイダが訴求する新しい”家族割”

Verizon傘下の通信プロバイダVisibleは、友人同士でグループを作れば家族割と同等の金額で通信データを購入できるサービスを開始にあわせ、家族割を使いたいけれど家族との関係が必ずしも良好ではないケースを描いたCMを公開しました。

クリスマスシーズンに親戚一同が集まる家にやってきた女性が、子どもたちが雪合戦している中を気だるそうに突っ切りながら「家族割は安くて便利だけど、加入したいときには……家族と話す必要があるよね」と語りだします。

廊下ですれ違った親戚には「あなたまだ独身なの?」と聞かれますが、これをスルーしながらカメラに向かって語り続ける女性。「だからわたしはVisibleに乗り換えたの。友だちと一緒に組めば、月額$25でデータ使用無制限なんだもん」と、周囲の騒がしい状況を無視して歩き続けます。

リビングに到着すると「おい、ターキーはまだ焼けてないのか!」という怒号が飛び、それに応えるかのようにキッチンの奥から燃えさかるターキーが投げられてきます。年に一度の家族の集まりだからこそ、面倒な会話や混沌とした光景が広がるなかで、1人だけ冷静さを保つ主人公は「もう面倒な家族なんていなくても、安くみんなと繋がれる。あ、ターキーは焼けたみたいね」とカメラ目線で語ります。

さまざまな形の家族が存在する現代社会において、もはやネーミングに捕らわれる必要はなく、自由なグループで集まれば今まで以上の割引が適用されるというサービスを表現したCMでした。

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