「雪だるまに会いたい」雪の降らない街に住む少女の夢をVRで叶えるハートフルCM

ポルトガルの通信会社NOSが5Gの導入による可能性を表現するため、”THE IMPOSSIBLE FRIEND（夢のような友だち）”というタイトルで、雪の降らない街に住むがゆえに雪だるまに憧れを抱く少女と、彼女の夢を叶えようと努力する両親の姿を描い描いたCMを、クリスマスシーズンに合わせて公開しました。

スノードームの中、通りすがりの店のショーウィンドウの中や、テレビの中に登場する雪だるまを見るたびに目を輝かせて喜ぶ少女。いつかは本物の出会えると信じる彼女に、両親もその願いを叶えてあげたいと思っているようです。

かわいい娘のため、発泡スチロールや綿等、さまざまな素材を仕入れては夜な夜な自作の雪だるまを作る夫婦。娘の笑顔を見たい一心で試行錯誤を繰り返しますが、娘の反応は今ひとつ冴えません。

それでも夫婦は諦めずに、氷のブロックをゼロから削り出すことで冷たさを再現したり、雪だるまを着ぐるみにすることで動きを加えてみたり。あらゆる改良を施した雪だるまを娘に披露しますが、やはり娘のリアクションは薄いようです。

すると突然、少女の目の前に本物の雪だるまが現れ、なんと空からは雪が降り注ぐ様子が。あまりのうれしさにその場で舞い、今まで見せたことのない笑顔を浮かべる少女。5Gを搭載したVRデバイスによって、念願の雪だるまに会うことができたようです。

テクノロジーの進化は、物質的な生活の豊かさをもたらすだけでなく、不可能を可能にすることすらできてしまうということを、とある少女の夢が叶う様子を描くことで表現しています。

その他のPR事例についてはこちら
会員登録、メルマガの受信設定はこちら