人間も野菜も見た目で判断してはいけない! ギリシャのNGOが世界食料デーに公開した広告

ギリシャのNGO・Boroumeが、10月16日の世界食料デーに合わせて、見た目が美しくないことを理由に食料を廃棄してしまうことはナンセンスだと訴えるために、人間のようにも見えるいびつな形をした野菜を主役にしたビジュアル広告を公開しました。

ねじれ曲がったにんじんを紹介しているバージョンでは”MONSTER!(このバケモノ!)”、まるで男性の横顔のようにも見えるじゃがいもを紹介しているバージョンでは”UGLY!(醜すぎる!)”と書かれており、人間が対象であれば差別的にも捉えられるであろう汚い言葉を投げかけられている野菜たち。その栄養価は店頭にならぶ野菜と大差ないのにも関わらず、見た目だけで不要と判断されてしまう業界の慣習に疑問を投げかけています。

その他にも”USELESS!(役立たず!)”や”HORRIBLE!(ひどい!)”と書かれたパプリカ等の野菜が紹介されており、全バージョン共通で左下に「見た目だけで野菜たちを判断するのをやめましょう。世界食料デーを通じて、廃棄食料削減について学びましょう」と書かれており、ギリシャだけではなく世界的な問題になっている廃棄食料問題について言及。その裏には、理不尽な理由によって捨てられてしまう食品があることを大々的に見せています。

その他のCSR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=28

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る