「自分のお金の使い方」を音楽に変換して出費についての気づきを与える、カナダの電子決済サービス

カナダの電子決済サービスInteracが、出費の傾向を音楽に変換することでユーザーのお金の使い方を目で見て耳で感じることができる特設サイトSOUND OF SPENDING(出費の音)をスタートし、モニターの人が実際にその音を聞いた様子を映した動画を公開しました。

サイトと同時に公開された告知動画では、実際にスタジオに招かれて自分の直近の出費を聴かされることになったモニターたちを紹介。食費、エンターテイメント、ショッピング、固定費の4つの項目にそれぞれ特定の電子音が与えられ、使った額が多いときにテンポは速く音域は高くなり、額が少ないときは逆に遅く低い音になるようにプログラムされています。

実際に自分の出費を音楽に変換されたChristineは、耳を澄ましながら「今テンポがとても速くなっているけど、この月は何をしたんだっけ……?」と語っており、自分の消費活動を忘れてしまってしまっていることを告白。

施策の背景には、大手情報会社Bloombergが発表した”1,500万人ものカナダ人は、自分の身の丈に合っていない消費活動をしている”という情報に基づき、より多くの国民に自分の出費のペースを把握してほしいという意図が込められており、普段は気をつけているつもりでも実際には気を配りきれていないことも多いお金の使い道を可視化し、音楽に変換することでカナダ国民に注意を呼びかけました。

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