1枚のステーキを巡って繰り広げられる姉弟の攻防戦を描いた、Australian BeefのPR動画
Australian Beefは、オーストラリア産牛肉のおいしさと品質をPRするため、食卓を囲む家族が最後の1切れのステーキを巡って”なぜ自分が食べるべきか”を熱弁する様子を描いた広告動画を公開しました。
夕食時に1切れのステーキを挟み、姉と弟が同時にフォークを突き刺してしまいますが、互いに譲る気配はありません。
オリンピックのロゴが入ったウェアを着込む姉は「私には超えないといけない壁があるの」と力強く宣言。どうやら姉は陸上競技の選手で、国中が新記録の樹立に期待を寄せているような描写が差し込まれます。
このまま姉がステーキを食べるのかと思いきや、弟も「僕だって超えないといけない壁があるんだ」と、遠くを見つめながらつぶやきます。妄想の世界へとシーンが切り替わり、ゲームセンターでダンスゲームに挑戦する弟の姿が。周りにいる友人たちはみな”Greg! Greg!”と彼の名前を呼び熱いエールを送っています。
頑張る方向性の違いと、明らかに姉の方が重要な局面に立たされているという描写であるにも関わらず、なぜか母親は弟の味方に。「Gregは何年も挑戦しつづけているのよ。たまには譲りなさい」と姉をたしなめ、弟は満足げな表情で無事ステーキを食べることができました。
“Packed with protein. Feed your everyday greatness with beef(たんぱく質たっぷり。素晴らしい日々を過ごすあなたに、ビーフを)”というナレーションで幕を下ろす動画は、スポーツを頑張る人にはもちろん、遊びに真剣な人にも牛肉で栄養をつけてほしいという思いが込めれらているようです。
その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27
0