「やりすぎる」ほど生活者を観察 ユニ・チャームが開発者から伝える企業姿勢

ユニ・チャーム株式会社は、ものづくりへの想いを描く初の企業動画「やりすぎ開発者」篇を公開しました。2026年9月26日(土)からテレビCMを全国で放映し、9月28日(月)からYouTubeでも配信しています。

動画で描かれるのは、開発の裏側にいる社員の姿です。ベビーケア・ペットケア・ウェルネスケア・フェミニンケアの4事業で働く実在の開発担当者が登場。生活者を観察・研究し、言葉として表れないニーズや悩みを探る様子を映しています。

ベビーケアの開発担当者は、言葉を話せない赤ちゃんの小さなサインを見逃さないよう観察を重ねます。ペットケアでは、愛犬や愛猫の目線に立ち、食事中の表情から隠れたニーズを探ります。

ウェルネスケアの担当者は、自ら大人用紙おむつを着用。高齢者の動きに合わせて行動することで、日常生活で感じる大変さや喜びを体感します。フェミニンケアでは、一人ひとりの生活者になりきり、言葉には表れないニーズまで探求する開発の様子を描きました。

こうした徹底的な観察や研究を表したのが、動画タイトルにもなっている「やりすぎ開発者」という言葉です。生活者が直接伝えた要望だけではなく、赤ちゃんやペットの仕草、日常の行動などから、声にならない声を捉えようとする同社のものづくりへの姿勢を表現しています。

動画の終盤では、「すべては、あなたを立ち止まらせる不快や不安を、忘れてもらうために。」というメッセージを発信。商品を使っていることさえ意識しないほど自然に不快感や不安が解消され、一人ひとりが自分らしく生活できる状態を、同社が目指す姿として示しています。

企業動画の公開に合わせて、公式ホームページには、イノベーションコンテンツも開設しました。同社は先進技術の開発だけではなく、商品やサービスを通じて社会課題の解決につなげるプロセス全体をソーシャルイノベーションと位置づけ、一人ひとりの可能性を広げる取り組みを発信しています。

今回特徴的なのは、ベビーケアからフェミニンケアまで異なる4事業の商品を個別に紹介するのではなく、その裏側に共通する開発者の姿勢を企業の価値として打ち出した点です。

対象は異なっていても、開発の起点にあるのは「声にならない声」を捉えること。そのために行う徹底的な観察や研究を「やりすぎ」という印象的な言葉で表現することで、目には見えにくい開発思想を具体的な社員の行動として伝えています。

商品ではなく、それを生み出す人と行動に焦点を当てることで、複数の事業に共通するものづくりへの姿勢を可視化した今回の企業動画。個別の商品ブランドを超えて、ユニ・チャームという企業への理解につなげるコーポレートブランディング事例です。

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