渋谷駅に“縁”をつなぐ掲示板が出現 東急が仕掛ける地域共創型OOH
東急株式会社は、情報発信サイト「縁線図鑑~気づけばほら、つながりだらけ~」(以下、縁線図鑑)の開設1周年を記念し、東京・渋谷駅に掲示板スタイルの屋外広告「縁線みんなの掲示板」を掲出しました。

このOOHの掲出期間は2025年11月24日(月・祝)から30日(日)まで。初日は縁線図鑑が1周年を迎えたことを知らせるお礼広告のみを貼りだしました。その後、25日(火)14時以降、沿線の店舗やスポットが自由にPRしたポスターが集まる掲示板へとその姿を変えます。

東急田園都市線渋谷駅B2Fの大型セットボード「ビッグ20」といえば、大規模OOHの“一等地”ともいえる場所。そんな広告メディアに、街の掲示板が出現しました。ここでは、東急線沿線の店舗やおすすめメニューなどを紹介する個性豊かな情報が集まります。

このOOHを掲出した縁線図鑑は、東急線沿線の人と人、人とまちをつなぐ“縁”をテーマにしたサイトで、口コミでは得られない「顔が見える情報」を届けることを目的に2024年11月に開設しました。これまでに44記事を公開し、飲食店やカルチャースポットなど、沿線の魅力を発信してきたといいます。

その世界観を広く伝えようとするOOH展開とともに、周年を記念したブランドムービーを制作しました。ここでも、縁線図鑑を雑誌のように具現化して、あたたかなイメージを大切にしています。
ムービーは、その音楽を東急線ユーザーであるシンガーソングライター・にゃんぞぬデシさんが書き下ろした楽曲「沿線旅行」を起用。この動画は、東急線車内モニター「TOQビジョン」やYouTube、デジタルサイネージで公開され、オンラインとオフラインを横断するプロモーションが行われます。

掲示板や雑誌といった、とくに若い世代にとってはレトロ感を感じさせるコミュニケーション手法を再解釈した事例です。また、店舗関係者とともに、屋外広告を作り上げていく様子を撮影したメイキング動画を東急電鉄の公式Xアカウントで近日公開するといいます。
掲示板に集まる、個人が発信する情報というUGC(User Generated Content)要素を取り入れ、その様子を公開し、東急のブランドエクイティー(資産価値)である「沿線の暮らしを豊かにする」「地域とのつながりを大切にする」というイメージを強化します。
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