極妻スピンオフの上映会場は全国のファミマ……前日譚を描くCMがカチコミ!
自動車販売・レンタカー・中古車サブスク事業を展開する株式会社カーベルが、ブラックフライデー商戦に向けて仕掛けたのは、まさかの“極妻”スピンオフCM。東映株式会社公認で『極道の妻たち®』の世界観を受け継ぎ、前日譚を描く「極道の妻たち エピソード零」が、2025年10月30日(木)よりYouTubeで先行公開されました。
このCMでは、岩下志麻さんが演じた主人公・粟津環が、“極妻”となる以前、そのホステス時代を描いています。原作の名コピー「愛した男が、極道だった」をオマージュして、「愛した車が、極安だった」と言い切ったコピーが往年のファンのハートを撃ち抜きます。
CM内では、カーベルが展開する3つのサービス(新車市場/100円レンタカー/コレCARラ)を任侠映画風に紹介。11月4日(火)からは、全国のファミリーマート店内サイネージ(FamilyMartVision)で大規模なオンエアが決定しています。また、岩手県・山形県・島根県・沖縄県ではTVでのオンエアも決定。さらに、39年前に映画『極道の妻たち』が公開された11月15日(土)には、長尺の完全版を同社のYouTube公式アカウントで特別公開するそうです。
原作者・家田荘子さんは「よくぞいじっていただきました」と笑顔で太鼓判を捺したといいます。CMの仕掛け人である株式会社カヤックによる演出は、シリーズへのリスペクトと遊び心が随所に散りばめられています。みかん箱や黒烏龍茶などの作品オマージュに、思わずうなるファンは少なくないはずです。
主演には、8歳でプロマジシャンデビューしたことでも知られる西尾まうさんを起用。妹役には『仮面ライダーガヴ』に出演した女優川﨑帆々花さん、粟津組長役には『テラスハウス』出演経験を持つ宮城大樹さんが登場します。さらに、カーベル社長・伊藤一正さんも“カーベル伊藤”としてカメオ出演しています。
CMは「100円レンタカー篇」「新車市場篇」「コレCARラ篇」の3本構成。女性の視点から描いた異色の任侠映画をオマージュして、昭和と令和のカルチャーを見事にクロスオーバーさせました。また、YouTubeでの配信のみで完結させずに、ファミリーマートの店内に設けられたサイネージで“上映”したことで、さまざまな世代にリーチさせるアイデアが光る事例でした。
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