猫を“削除”!? カメラ機能によってヤバい空気が生じてしまったiPhoneのCM
iPhone 15 ProやiPhone 16をはじめとした一部モデルで実装されたAppleのクリーンアップ機能は、ネイティブカメラアプリでできるいわゆる“消しゴム機能”であり、多くのユーザーの写真加工において大きな変化を起こしました。写真から特定の人物や物体を削除する――そのシンプルかつ重要な機能をアピールするCMでは、とあるカップルが気まずい雰囲気に包まれる様子が描かれました。
“Delete the Cat(猫を削除してしまえ)”というタイトルのCMでは、パートナーと飼い猫のGarrettが一緒にいる様子を撮影した男性が、ふとクリーンアップ機能を試し「ほら見て、Garrettを消してみたよ」と嬉しそうに伝えたところ、「やっぱりあなたはGarrettのことが嫌いだったのね」と返され、気まずい空気が流れる様子を猫がじっと見つめるという内容です。
男性はすぐに同機能によってGarrettの姿を戻し、「返って来たよ」と言ったのですが……。便利な機能であっても、あまり考えずに使うと予想外の事故が生じかねないことをシュールなユーモアを交えて伝えています。
監督を務めたのは2013年にボルボが公開した伝説的なCM「The Epic Split」を担当したAndreas Nilsson。エンヤの「Only time」に合わせて大胆な開脚を披露し、大反響を巻き起こした作品ですが、静的なのにどこか笑えてしまう独特なトンマナは新作においても健在です。毎年必ず作られるiPhoneシリーズのCMに新たなた1ページを記録した事例でした。
編集部注:このCMは2025年7月から日本国内でもオンエアされています。
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