“花火のない世界”を目指すべき!? 欧・動物愛護団体のCM

日本では夏の風物詩として、欧米圏では年越しの名物として知られている花火。人間にとってはお祭りの目玉コンテンツになるほど人気の高いものではありますが、実は聴覚の優れたペットにとってはトラウマになってしまうケースもあるそうです。

花火によって苦しむ犬や猫がいなくなるように……そんな切なる願いが込められた啓蒙動画がオーストリアの動物福祉団体Four Pawsから公開されました。

企画の発端となったのは、AIツールに「この世界から花火がなくなるのはいつ頃か?」と質問した際に「2040年」と返ったきたというやりとり。その答えを現実のものにするべく発足した“Project 2040”というプロジェクトの一環として、動画ではまずは花火がペットに対してどのような影響を及ぼすかを描きました。

多くの大人たちが花火が次々と上がっていく様子を楽しむ中、どこか不安気な表情を浮かべる幼い少女や犬。彼らがいつの日か怖がることなく大人たちと同じように楽しむことができる世界を目指したい、そんなまっすぐな願望がしっかりと伝わってくる内容になっています。

リアルなエンタメの場において重要な役割を担っている花火をこの世界から無くしたいという壮大な目標を掲げたオーストリアの小さなプロジェクトが、どのようになっていくのか注視したいところです。

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