転職の応援がリサイクルのきっかけに。働く世代にアプローチする、明治おいしい牛乳の「紙パック転職大作戦」

明治の「明治おいしい牛乳」は、関係8省庁の掲げる10月の「3R(リデュース・リユース・リサイクル)推進月間」にあわせ、紙パックのリサイクル率向上を呼びかける取り組み「紙パック転職大作戦」を展開しました。

「明治おいしい牛乳」の紙パックが主役となり、転職活動(リサイクル)に勤しむストップモーション・アニメーション作品のWEBショートムービー(全5篇)を順次公開し、さらに、「リサイクルの日」にあたる10月20日より、6日間限定で「明治おいしい牛乳」の紙パック約200本分から作られた大型の駅内広告を、大手町駅構内2ヶ所で掲示しました。

紙パックの「転職」を描いた全5篇のWEBショートムービー

日本での紙パックリサイクルは1984年に始められたものの、いまだ飲料用紙パックの回収率は38.8%であり、後発として1993年に本格化したペットボトルの回収率96.7%に大きく後れをとっています。

しかし、「明治おいしい牛乳」をはじめ、紙パックの原料のほとんどは、バージンパルプという古紙を含まない木材から新しく作られた丈夫な繊維であり、リサイクルによって次の活躍の場が多くあるそうです。そんな紙パックのリサイクルを、紙パックにとっての「転職」と捉え、リサイクル普及率向上を目指す取り組みが「紙パック転職大作戦」です。

主人公の「明治おいしい牛乳900ml」(声:榎木淳弥さん)が、紙パックとしての役割を終え、再生紙として新たな活躍の場を探す「紙パック転職大作戦」を始動。その過程には予期せぬ事態や挫折がありながら、転職の成功を目指し前進し続ける紙パックたちの健気な姿を描いています。

#1「とあるマークの秘密」

冷蔵庫の中、「明治おいしい牛乳」が、サイズ違いの仲間に「僕たちには、“紙パックマーク”がついているから、また別の仕事もできるはずなんだ!」と意気揚々と話し、牛乳パックの仕事を終えた後の転職に胸を膨らませています。

#2「希望だらけの転職先」

「明治おいしい牛乳」が憧れのノートさんに「前職は紙パックですよね?」と話しかけると、「転職はいいぞぉ」と答えるノートさん。その言葉に気持ちが高まった「明治おいしい牛乳」は、勝手にノートに「重要! 紙パックをリサイクルする!」と書き、ノートさんを引かせます。

#3「僕ら紙パックの強み」

「明治おいしい牛乳」が履歴書のアピールポイントの欄に書いた、“バージンパルプを採用していること”について、「おいしい低脂肪乳」が「優秀な紙パックなんだ! うらやましいな~」と褒めますが、自分もそうだと知ると「僕たちって、実はすごいじゃん!」と称え合います。

#4「決死の転職活動」

せっかく書いた履歴書を捨てられてしまった「明治おいしい牛乳」は、仲間と協力してパソコンを起動し、明治のWEB動画「探偵メイと解明せよ! 牛乳パックのゆくえ」を検索。どうにか人間に見せることに成功し、リサイクルを促します。

#5「転職成功、その先へ」

ついに再生紙工場までたどり着いた「明治おいしい牛乳」は、「ここまでくるのに色々あったなぁ」と前作4篇を振り返ります。そして、「人間のみんな、ありがとう」という言葉でシーンが変わり……ついにノートに転職できたのでした。

紙パック約200本から作られた駅内広告を掲出

10月20日より、6日間限定で「明治おいしい牛乳」の紙パック約200本分を材料に製造されたすき紙を使用した駅内広告を東京メトロ大手町駅構内2ヶ所に掲示。広告では、実際に転職(リサイクル)を成功させた紙パックたちが、転職活動に協力してくれた人間へ感謝の気持ちを述べています。

「明治おいしい牛乳」では、今年6月にも小学生をメインターゲットとした紙パックリサイクルについて学べるWEB動画「探偵メイと解明せよ!牛乳パックのゆくえ」を公式ホームページで公開し、同時にリサイクルグッズが当たるキャンペーンを実施。子どもから大人まで幅広い世代から、予想を大きく超える反響があったそうです。

本プロジェクトでは、働く世代にも今まで以上に積極的に紙パックのリサイクルを意識してもらえるよう、牛乳パックの転職を応援する気持ちがリサイクルを始めるきっかけになればという願いが込められています。

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