アルコールが半分だから、画面も半分? Ballantine’sが公開した低アルコールウイスキーの”半分”広告

酒類を中心とした大手飲料メーカーPernod Ricardは、ウイスキーブランドBallantine’sから発売されているアルコール含有量が従来のウイスキーの約半分(20%)しか含まれていないBallantine’s LightをPRするため、動画そのものも画面の半分しか使わないという仕掛けが施された広告動画を公開しました。

3種類公開された動画では、バーや自宅などでウイスキーを飲んでいる人たちが、画面の半分でしか行動できないことによって予想外トラブルに巻き込まれてしまう様子を描いています。

バーカウンターで友人と楽しく談笑していたら突然画面右側の虚空に落ちてしまったり……。

閑古鳥が鳴いているバーの店員と思われる男性が電気のスイッチを切ると、反対側の画面のみが多くのお客さんで賑わっていたり……。

自宅で映画を見ながらポップコーンを食べている女性の横から突然巨大な手が現れポップコーンを横取りしたり……。

動画は“Ballantine’s Light contains half the alcohol, but all the character. So we made half an ad(Ballantine’s Lightのアルコール含有量は半分だけど、美味しさは普段どおり。だから私たちは全てが半分の広告を作りました)”とナレーションが流れます。

動画の公開に合わせてPernod RicardのBrand Communications and Digital Transformation Directorを務めるJosh McCarthyは「Ballantine’s LightはBallantine’sの美味しさと特徴の全てがより低いアルコール度数で愉しめる商品です。Ballantine’sの世界観を味わうことに正解なんかないのです」と、アルコール度数が変わってもブランドが提供する体験は変わらないということをアピールしました。

その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24

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