【Pick of the week】今週の国内事例ピックアップ 11/30
直近でリリースされたもの・話題になったもの等、日本国内のクリエイティブ・キャンペーン事例をAdGang目線で独自にピックアップしてご紹介する「Pick of the week」。
今回は、全日本柔道連盟、キリン、東京都交通局/トリップアドバイザー、広島県、温泉総選挙事務局の5つの事例をご紹介。
1：「その道は一本」黒帯を道に見立てたビジュアル（全日本柔道連盟）
日本柔道連盟は、『2019世界柔道選手権東京大会』の公式ロゴマークとメインビジュアルを11月22日（木）に発表。コンセプトは「その道は一本」。黒帯を“一本の道”に見立てたデザインで、柔道とJUDO、競技と教育、過去と未来、それらは全て一本の道で繋がっているというメッセージを表現。
また、メインビジュアルには、柔道の父：嘉納治五郎、1964年東京オリンピック無差別の覇者：アントン・ヘーシンクを始め、斉藤仁、イングリッド・ベルグマンス、谷亮子、テディ・リネール、ダリア・ビロディド、そして、今年の世界選手権バクー大会で兄妹同時優勝を果たした阿部一二三、阿部詩の総勢9名の柔道家が登場している。
2：恋愛で振り返る“平成”！「平成恋愛図鑑」（キリン）
キリンは、プラズマ乳酸菌シリーズ「iMUSE（イミューズ）」の「いつまでも強く輝いた人生をサポートしたい」という想いを伝えるため、スペシャルムービー「平成恋愛図鑑」を、11月26日（月）より公開。
本動画は、TVやSNSなどで大きな話題を呼んだ、2016年の「小学生あるある」、2017年の「トレンディドラマあるある」に続く、あるある動画の第三弾。今回の動画のテーマは、まもなくその終わりを迎えようとしている平成。恋人が出るか親が出るか危険度MAXの家電話、駅の伝言板、ポケベルでの愛のメッセージなど、約30年の間に起こった恋愛にまつわるブームやトレンドを振り返る内容となっている。
3：口コミで人気の高かった体験をピックアップ「TOKYO SURPRISE!」（東京都交通局/トリップアドバイザー）
東京都交通局は、トリップアドバイザー日本法人と共に、東京を訪れる観光客に対して、日本文化に触れる“体験”を紹介するキャンペーン『TOKYO SURPRISE!』を展開。都営交通の中吊りや駅構内のポスター、Webサイト、リーフレットなどで紹介していく。本キャンペーンでは、「トリップアドバイザー」の口コミで人気の高かった体験をピックアップ。都営交通からの利便性と日本人でも外国人でも楽しめる点が選定のポイントとなっている。
また、本キャンペーンの目玉企画としては、12月1日（土）より数量限定で“当たり”つきのオリジナルデザインきっぷ（都営まるごときっぷ：大人700円／小児350円）を都営大江戸線各駅で販売する。
4：「あなたが顔を出すと，広島が元気になる」パネル（広島県）
広島県では，7月に発生した西日本豪雨の復興PR施策「顔出しんさい！広島県 – あなたが顔を出すと，広島が元気になる -」の一環で、顔出しパネル等の設置を11月30日（金）より随時開始。県内の観光スポット等に思わず記念写真を撮ってしまいたくなるような、あるいは、わざわざ撮りに行きたくなるような広島県だけのオリジナル顔出しパネルを設置。元気な広島の「今」を写真におさめ共有してもらいたいという期待が込められたプロジェクトだ。
11月30日（金）には、県内有数の切りバラの生産量を誇る廿日市市の作品として、漫画「ベルサイユのばら」とコラボした作品「ハツカイチのばら」が、道の駅「スパ羅漢」にて設置される。なお、“訪問する”という意味での「顔出し」と，旅先でついつい写真を撮ってしまう「顔出しパネル」の「顔出し」をかけたネーミングとなっている。
5：群馬つながりの「ペヤング」と伊香保温泉がコラボ（温泉総選挙事務局）
群馬に本社を置くまるか食品の「ペヤング」と、同じく群馬県の伊香保温泉は、前代未聞の温泉地活性化企画『伊香保ペヤング祭り』を12月3日（月）より～2019年3月31日（日）に期間限定で展開。
期間中は、温泉街と親和性があるフォトスポットとして、ペヤングの絵馬所が登場。伊香保温泉の名物であるゴンドラをペヤング仕様に代わり来場者の『映え』シーンを演出する。他にも、特別に制作したオリジナルアイテムの販売等、斬新な企画が用意される。なお主催・運営事務局は、温泉総選挙事務局となる。
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