メガネをかけて“本当の世界”を見てみよう!視力障害に悩む子供の可能性を広げる「紙メガネ」とは

Case: Paper glasses

メキシコでは、学校を中退する子供のうち、なんと75%が視力障害に原因があると推定されています。

視力障害のある子は黒板の字もよく見えず不満が溜まり、学校自分の居場所ではないと感じるようになります。地方に住み、なかなか眼科で診察を受けられない子供たちは尚更深刻な状況です。

そこで、Save the Childrenは、まずは子どもたちに本当は見えるはずのものが見えていない状況であることに気付いてもらおうと、視力をセルフチェックできる「紙メガネ(PAPER GLASSES)」の配布を行いました。視力がよければ“見えるであろうはず”の本当の世界を知ってもらうことが目的です。

この「紙メガネ」のレンズの部分は、2mm間隔で沢山の穴が開いています。レンズは使われておらず、全て黒い紙でできているので15グラムほどと非常に軽い代物。

通常、物体を見るには光が正しく網膜まで届くことが必要です。しかし視力が低い人は、光がうまく網膜まで届きません。メガネをかけると、小さな穴で光を収束させ、しっかりと網膜まで届けることができ、遠くにあるものでもはっきりと見えるようになるのです。

「紙メガネ」は教科書に挟んで配布され、メキシコ中の何百万人という子どもたちに届けられました。使い方も教科書に分かりやすく記載されていて安心です。

「紙メガネ」をかけたり、外したりして、見え方の違いを比べる子も。

視力が回復したり、メガネをかけたら、世界がどのように見えるのかを教えてくれる「紙メガネ」。

世界中には同じように視力障害に悩む子どもたちが沢山います。この「紙メガネ」が世界各地に広がり、より多くの子どもたちの可能性を広げてくれるといいいですね。

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