結婚しないと『売れ残り』。そんな偏見に立ち向かう女性を勇気づける、SK-IIの応援メッセージ
Case: Marriage Market Takeover
『女性は結婚してこそ一人前である』という考えが根付いている中国。20代半ばを過ぎても独身でいると、『売れ残り』『親不孝者』と周囲から言われ、非常に肩身の狭い思いをするそうです。
とはいえ、中国でも女性の社会進出は進んでおり、キャリアや自分のライフスタイルを大切にする人が増えていることも事実。
期待とは裏腹に、なかなか結婚する意志を見せない娘に何とか理想の相手を見つけようと、上海の中心にある人民公園には我が子のプロフィールを記したポスターを掲示し、本人の代わりに婚活をする親が多く集まるのだとか。
もちろん愛娘の幸せを願う親心ゆえの行動ですが、当人たちにとって“売れ残り”のレッテルを張られるのは辛いこと。親孝行はしたい、けれど自分なりの生き方を貫きたい、というふたつの想いの狭間で葛藤する彼女たちのため、高級スキンケアブランド・SK-IIが立ち上がりました。
同社は人民広場の“婚活マーケット”を逆に利用し、娘から両親へあてたメッセージを掲載したのです。
「ただしなければいけないから、結婚するというのはいや。それでは私は幸せになれないから。」
「たとえ独身でも私は幸せになれるし、自信を持って人生を歩んでいく。」
凛とした眼差しと、自信に満ちた表情。
ひとりの独立した女性に成長した娘の姿を目にして、涙を浮かべる母親も。
映像の最後はこのように締めくくられています。
「周囲の価値観やプレッシャーに支配されない生き方を。世界中の女性の運命を、変えよう。」
様々な思いを抱えながらも、幸せになるために道を切り開こうとする女性たちへあてた、SK-IIからの応援メッセージ。公開10日ほどで200万回近くも再生されるなど、多くの人々の共感を呼んだ話題の動画ですので、ぜひご覧下さい。
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