2014スーパーボウル　ボーイングが大空に描いた粋な応援メッセージ

Case: Giant super bowl message in the sky

2月2日に行われたアメリカの一大スポーツイベント、スーパーボウル。

今年はシアトル・シーホークスとデンバー・ブロンコスによる熱戦が繰り広げられましたが、この試合に先立ち、シーホークスのスポンサーであるボーイング社が、チームとファンに向けたユニークな応援メッセージを送りました。

ボーイング社は、新型貨物飛行機747-8fの機体にシーホークスのチームロゴのペイントを施し、さらに同機のテスト飛行を行う際の航路を、数字の「12」を描くように設定したのです。

「12」という番号は、試合に出場する11人のプレーヤーに加え、“12番目の選手”であるファンに敬意を表しているものと思われます。

地上からは「12」を描く飛行機雲は見えませんでしたが、航空便の飛行データをリアルタイムで追跡するオンラインサービス「FlightAware」で、航路を確認することができたそうです。

この壮大な応援メッセージのおかげか、シーホークスはデンバー・ブロンコスを43-8という大差で破り、悲願の初優勝を収めました。

メッセージの内容が「がんばれ！」や「勝利」といった言葉ではなく「12」であるところに、チームとファンの絆を感じます。何とも心憎い演出ですね。

参考サイト

PSFK
http://www.psfk.com/2014/02/boeing-super-bowl-message.html#!uyclA
Boeing
http://www.newairplane.com/announcement/seahawks-superbowl/
Flightaware
http://ja.flightaware.com/live/flight/N770BA