落とし物ボックスをメディア化した認知症の啓発広告

Case: The Lost Property Box

スウェーデン認知症協会が、ストックホルムで実施したダイレクト広告事例をご紹介。
「認知症」という、人々にとってあまり身近でないトピックスを、日常にあるものを使って上手にコミュニケーションしました。

メディアとして使用されたのは、なんと遺失物ボックス。そのクリエイティブがこちらです。

ボックスに書かれた文字は以下の通り。

[忘れられたもの。スウェーデン認知症協会提供]
私たちは時々、何かを忘れることがあります。しかし、歳をとった時、物忘れは認知症の初期症状のことがあります。認知症基金にご協力ください。または、この箱にあなたの使わなくなったものを入れて頂ければ、それらは売られて認知症基金の為に使われます。

落とし物ボックスを巧みにメディアとしてとらえ、そこにコピーを載せるだけで、ユニークな広告へと変えた非常にスマートなアプローチでした。

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/dm/the_swedish_dementia_association_the_lost_property_box?size=original

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