街路標識に「FIGHTER」を足すだけで伝わる『ストリートファイター』の広告
2026年10月16日(金)に米国で劇場公開された新作映画『ストリートファイター』。公開に向けたPR施策として、ニューヨークのタイムズスクエアに巨大なアーケードゲーム機が登場したイベントをこちらの記事でも紹介しました。
一方、ロンドンでは、街の風景を生かした驚くほどシンプルな広告ビジュアルが公開されました。
今回、米国の映画製作・配給会社Paramount(パラマウント)が目を付けたのは、ロンドンの街中にある通りの名前を記した標識です。
オックスフォード・ストリート、リージェント・ストリート、ベイカー・ストリート、キング・ストリートといった有名な通りの標識に、映画のタイトルを象徴するオレンジ色の文字で「FIGHTER」を追加。
もともと標識に書かれている「STREET」と組み合わせることで、映画のタイトル「STREET FIGHTER」が完成する仕掛けです。
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しかも、追加された「FIGHTER」には、ゲームファンにはおなじみの特徴的なロゴが使われています。映画のタイトルをすべて書き込まなくても、街路標識の文字とロゴを組み合わせるだけで、作品を連想できるビジュアルに仕上げています。
ただし、今回公開された画像については、実際の街路標識に加工を施したのか、撮影用に特別な標識を設置したのか、あるいはデジタル編集によるものなのかは明らかになっていません。
それでも、街にすでに存在する「STREET」という文字を広告の一部として利用する発想はユニークです。通常、映画のタイトルを伝えるにはポスターや看板などを制作しますが、今回は既存の街路標識にひとつの単語を加えるという発想で、日常の風景を映画の広告へと変えています。
また、「STREET」という単語が使われている通りであれば、同じアイデアをほかの都市にも応用できる可能性があります。ロンドンの街並みを生かしながら、世界各地でも展開できる余地を持った広告表現です。
ニューヨークでは巨大なゲーム機を設置して大胆にアピールする一方、ロンドンでは街路標識を活用したシンプルながらも遊び心のある広告を展開。
同じ映画のプロモーションでありながら、まったく異なるアプローチで作品への関心を高めようとする、Paramountの発想が光る事例です。
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