赤いペイントを炎に見立て、ブルーマングループ×新宿消防署「マイ消火器」設置を呼びかけ

世界で延べ5,000万人以上を魅了し続けるブルーマングループ。新宿消防署とともに「マイ消火器」普及を目的とした新CMを制作しました。

今回の新CM制作の背景には、新宿区は飲食店、オフィス、住宅が密集し、初期消火に有効な「マイ消火器」の設置推進が喫緊の課題としてあったことがあります。

1987年、ニューヨークの路上で、青く塗った3人の親友による常識破りのパフォーマンスから始まったブルーマングループ。1991年、オフ・ブロードウェイの小劇場で初演を迎えた「ブルーマングループ」は、ロック・アート・コメディを融合した革新的ライブとして話題を集め、ボストン、シカゴ、ラスベガスなど全米、さらに世界各地へ拡大。

日本では2007年に初上陸以降、2025年には累計観客動員100万人を達成。子どもから大人まで国籍を超えて楽しめる唯一無二のパフォーマンスは今日も進化を続けています。毎年新宿での公演を開催し、2026年は8月にTHEATER MILANO-Za(東京都新宿区)での上演が予定されています。

そんな新宿区とも馴染みのある、ブルーマングループの独創的で視覚的インパクトのある表現を活かした火災予防啓発の可能性に期待が高まり、新宿消防署をはじめとする関係各所と連携して実現しました。

映像では、ブルーマンがドラムを叩くたびに赤いペイントが炎のように立ち上がっているのが印象的です。そして、それに対して、別のブルーマンが消火器でその“炎”を一瞬で鎮めるという、ユーモラスかつ印象に残る演出を展開。言葉を使わずとも理解できるブルーマンらしい遊び心と魅力がわずか15秒の中に凝縮されています。見た人に「消火器があれば火災は防げる!」というメッセージを力強く届ける仕上がりとなっています。

ナレーションには、ブルーマングループ2025新宿公演で共演を果たした、声優アーティストの水樹奈々さんと、北海道発の人気番組『水曜どうでしょう』で知られるディレクターの藤村忠寿さんを起用。映像の最後に、ブルーマングループならではのノンバーバルな表現に、そっと今回の趣旨を添えてくれています。

ブルーマングループは今後も、エンターテインメントの力を活かし、社会に寄与する活動を積極的に展開する方針を示しています。今回制作されたCMは、2025年12月下旬から、新宿区内の屋外ビジョンを中心に本格的な放映が予定されているといいます。

新宿消防署というお堅いイメージのある公的機関が「マイ消化器」設置を呼びかけるCM制作においてタッグを組んだのが、ブルーマングループ。異色の組み合わせによってインパクトある映像に仕上がっています。さまざまな人が集う新宿という土地柄、言語を介さずに万一の際の備えとしての「マイ消化器」の重要性を発信するという意味では、新宿に縁が深いブルーマングループの起用と映像の仕掛けは納得のいくストーリー性あるものです。

すでに寒さとともに乾燥が気になるシーズンが到来し、各地での火災のニュースも気になるタイミング。YouTubeでの公開はまだ浸透していませんが、現地での放映などを通じて、たくさんの人に訴求できる施策となりそうです。

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