東京都豊島区を「ミステリーの聖地」へ 江戸川乱歩の生誕月にイベント開催

豊島区は、立教大学池袋キャンパス敷地内に江戸川乱歩の終の棲家となった邸宅が現存し、京極夏彦『姑獲鳥の夏』や石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』など、豊島区内を舞台にした作品が多く存在するなど、ミステリーと深い縁を持つ自治体です。

2023年からは「豊島区をミステリーの聖地に」を合言葉に、産学官連携でミステリーフェスや体験ツアーなどを実施してきました。2025年は、江戸川乱歩の生誕月である10月にあわせ、10月11日(土)から11月3日(月)まで「としま!乱歩祭」を開催します。

立教大学キャンパスでは、乱歩にまつわるトークや作品朗読が楽しめるイベント「乱歩の頭の中を覗く」を開催。さらに、旧江戸川乱歩邸の特別開館も予定されています。

また、東武百貨店 池袋本店では、探偵として“違和感”を調査する体験型ミステリー「違和館探偵 ~迷宮百貨店の番外地を探せ~」を開催。さらに、池袋西口エリアでは、実際にバスに乗って都市伝説の真相に迫る「車窓探偵~都市伝説 黒マントの男を追え~」など、没入感たっぷりの体験が用意されています。

文豪・江戸川乱歩の生誕月にあわせたシティーPR事例。大学や商業施設をはじめ、街の空間全体を巻き込む体験として設計されている点がユニークです。

ミステリーの世界観を楽しめる没入型の仕掛けは、文学ファンはもちろん、家族連れなど幅広い層を巻き込むきっかけになるのではないでしょうか。豊島区を「ミステリーの聖地」として定着させ、街の文化的アイデンティティーを強固にする取り組みです。

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