17時までしか買えない“オトナ限定”のピザメニューとは?
アメリカ国内に7,000店舗以上、日本を含む世界各地で5,000店舗以上を展開しているピザハットは、規模では世界最大のデリバリーピザチェーンです。自宅など任意の場所で注文できる業態だからこそ、その顧客は本来幅広いのですが、そんな中あえて忙しい子育て世代をターゲットにした商品が発売されました。告知CMでは、子どもがいない時間帯に自分用のご褒美としてピザを注文する母親というわかりやすいモチーフが描かれています。
“For Mature Appetites Only(オトナの食欲専用ピザ)”というタイトルで公開されたCMは、ラグジュアリーな環境で自分のためだけに置かれたピザを食べる女性の様子が紹介されています。ピザをしっかりと映すシーンではシズルたっぷりな撮り方が徹底されており、コンセプトが強い商品だとしても食品である以上は最大限それを魅力的に撮影したいというこだわりが垣間見えます。
動画後半では子どもたちが学校から帰ってきて、主人公の特別な時間が突然終了してしまうのですが、実はこの描写も17時までしか販売されない限定商品であることを端的に表現しているのです。あえて取り扱い時間を絞ることで、ターゲット層への効果的な訴求を狙った興味深い事例でした。
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