“喋る魚”が主役 通信会社の極めてシュールなCM
イギリスに本社を構える大手通信会社のO2は、ヨーロッパ全土でビジネスを展開しており多くの国で安定した電話回線と快適なインターネット環境を提供しています。
そんなO2がドイツ市場において、同国内では業界初となるインターネットの設定作業をすべて無料で行うというサービスを開始しました。業界人にとっては前代未聞のサービス内容を訴求するにあたり、同社が公開したのは同じく前代未聞のシュールな設定が印象的なCMでした。
かなり意外でちょっと気持ちの悪いこのCMの主役となるのは、なんと“喋る魚”。びしょ濡れの男性が「この魚がみんなに伝えたいことがあるんだ」と言いながら持ち込んだ巨大な魚は「O2のインスタレーションサービスは、無料でインターネットの設定をしてくれる」と告げ、それを聞いていた友人たちは驚くのかと思いきや「通信会社がそんなことするわけないだろ」とまさかの魚に関してはスルー。
終始シュールな空気の中で進んでいくCMはあっという間に終わり、形容しがたい後味を残しつつもサービス内容をしっかりと印象付けました。
有名なタレントやアーティストがキャスティングされがちな広告業界において、あえてそのどちらでもない、なんなら可愛いわけでもないちょっと不思議なモチーフのポテンシャルをフルに活用したCMでした。
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