局部の落書きをぬいぐるみに!? NZの衝撃的な啓蒙事例
Sexual Wellbeing Aotearoa(SWA)は、性に関する情報発信を通じて“オトナのための性教育”を行うニュージーランドの団体。これまで大小さまざまな施策を通じて多くの人に正しい知識を与えてきたSWAですが、今回のキャンペーンはこれまでとは比べものにならないほど強烈なインパクトを帯びています。“Emotional Support Bits(精神安定用局部)”という摩訶不思議なタイトルに負けない、摩訶不思議な内容となっています。
キャンペーンは、ネットユーザーたちが書いた局部の落書きを画像データとして特設サイトにアップロードすると、プロのぬいぐるみ職人がそれを手作りのぬいぐるみとして再現してくれるというもの。性病の感染者数が年々増えつつあるニュージーランドにおいて62%もの国民が性に関する話題は人と話しづらいと回答しており、少しでも性に関する話題を取り巻くタブーを軽減したいという思いから“抱きしめながら落ち着いて話すためのぬいぐるみ”を開発したのです。
ふざけているのかと思いきや意外と真面目なインサイトに基づいているこの施策。現地のSNSだけでなくラジオやポッドキャストをはじめとしたさまざまなメディアが取り上げ、大きな話題を生むことに成功しました。何かと気まずい性に関する話題を笑いに昇華させることで社会全体を前進させようと試みた良作でした。
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