ユニークなバレンタインの販促企画事例10選
バレンタインは、本命チョコだけでなく、友チョコ、義理チョコ、自分用チョコなどさまざまな目的でチョコレートを購入する人が増えました(※1)。
今回は、そんな多様化するバレンタイン需要に向けたユニークな販促アイデア10事例をまとめてお届けします。
・※1関連リリース:2024年バレンタインギフトに関する意識調査結果を発表! 今シーズンは“ご自愛バレンタイン”
1. スシロー×ブラックサンダーが再会コラボ!「手書き」ラブレター広告を展開
株式会社あきんどスシローと、有楽製菓株式会社が展開するチョコレート菓子「ブラックサンダー」は、コラボフェアプロモーションとして2025年1月6日(月)から12日(日)まで駅貼り広告を展開。広告の企画・制作は株式会社カヤックが担当しました。
昨年のコラボから1年が経った今回、離ればなれになってしまったスシローとブラックサンダーの「甘酸っぱい再会」をテーマに、スシローの本社所在地である大阪府・JR吹田駅と有楽製菓の工場がある愛知県・JR豊橋駅へ、お互いにコラボを依頼するラブレター広告を掲出。昨年のX投稿と同様、今回の広告も、1文字ずつ心を込めて“手書き”したとのこと。恋のドキドキや温度感までも伝わってくるような広告です。
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2. “家族”と楽しむバレンタインを提案。ヨックモックのバレンタイン施策とは
洋菓子の製造・販売を手掛ける株式会社ヨックモックでは、冬季限定商品「ショコラ シガール」が10年ぶりにリニューアルすることを記念して、2025年1月15日(水)より、特設サイトおよびヨックモック公式Xにて、人気漫画家描き下ろしのオリジナルストーリー「飾らないキモチと、ごいっしょに。」を公開しています。
この企画は、「恋人同士のイベント」や「女性から男性への贈り物」だけではない、形に囚われない現代のバレンタインのあり方に着目して制作されました。同社は、バレンタインを「自分にとって大切な人と心から繋がる機会」と捉え、特に「家族」と過ごすバレンタインをテーマに、今回のプロモーションに落とし込んでいます。
「ショコラ シガール」を通じた3つ家族のストーリーは、人気漫画家のますだみくさん、マキヒロチさん、ならのさんが短編漫画として描き下ろし、順次公開されます。広告やアパレルブランドとのコラボや多くのヒット作を持つ漫画家が制作を担当するということで、ファンの間でも話題化に繋がりそうです。
さらに、「大切な人」とのストーリーを、漫画という手法でわかりやすく、親しみやすい形で表現することで、幅広い世代からの共感が期待できます。
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3. バレンタインに七味を贈ろう! 新進気鋭のスパイスブランドが提案する販促アイデア
グッドスパイス株式会社が手がける新感覚の七味唐辛子ブランド「7me【shichi-me】」は、このバレンタインに向けて特別なギフトセットを発売しました。甘いものが苦手な方や、誰とも被らないユニークな贈り物を探している方に「七味」という新たな選択肢を提案するものです。また、オリジナルメッセージカードがセットになっているため、さりげない一言を添えることも可能です。
今回のプロモーションで提案されているのが「シチミー・ココア」。ホットココアの甘さに七味唐辛子のスパイシーさとフルーティーな香りが加わり、冬の寒い日にぴったりのドリンクになるというものです。
この新しいアレンジによって、ギフトとしての七味の価値をさらに高め、受け取った人が贈り物を通じて特別なひとときを楽しめることを発信。多くの方にバレンタインギフトとして、さらには日常使いとして七味を取り入れてもらいやすくすることで販売促進に繋げています。
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4. エシカルギフトが勢揃い! フェアトレードバレンタインフェア開催|style table(スタイルテーブル)Ethical&SEA(エシカルシー)
style table/Ethical&SEAは、2025年1月16日(木)から2月14日(金)の期間中、「フェアトレードバレンタインフェア」を開催します。「みんなにフェアだともっと美味しい」をテーマに、フェアトレードやオーガニックチョコレートが大集結。環境や人々に配慮したエシカルなギフトアイテムを届けるものです。
注目の新商品も揃います。「スヌーピーナチュラルスタイル ベルジャン スクエアチョコレート ティン」は、スヌーピーのキュートなデザイン缶入りで、贈り物やプチギフトに最適なもの。シャリシャリ食感の「ダークレモンジンジャー」、すっきりとした「ダーク72%」の2フレーバー入りです。またEU有機認証、国際フェアトレード認証を取得しています。
「Swiss Confisa チョコレート」は、1936年に設立されたスイスのチョコレートメーカー「HALBA社」が開発したチョコレート。スイス伝統の「コンチング」技術で長時間丁寧に練ることで、滑らかで香り高い味わいに仕上がっています。原材料の全てにおいて有機原料を使用。原料調達に仲介業者を挟まず、農家との直接のパートナーシップで環境改善を行っているのも特徴です。こちらもEU有機認証、国際フェアトレード認証を取得しています。
そして、今回のエシカルバレンタインフェアでは、チョコレートを食べない方へのギフトにもおすすめの、「eume × style table/Ethical&SEA コラボ限定商品」として「クォーツバスソルトコーラル&パロサント」が発売されます。フェア期間中は、その他にもエシカルなギフトアイテムが多数登場。想い、ストーリーがある上質なオーガニック商品が集結する今回のフェア。オーガニックがより身近になり、日々のお買い物の選択が豊かになるきっかけづくりを創出しています。
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5. 大好評の「ohora」とロッテ「ガーナ」とのバレンタイン企画「ohora x Ghana collaboration」ネイルが今年も登場!
株式会社グルガジャパンが展開する韓国発セルフジェルネイルブランド「ohora(オホーラ)」は、2024年好評だった「ohora x Ghana collaboration」を2025年1月21日(火)に発売しました。今年はコラボネイルの他、ちょっぴり変わったバレンタインならではの特別セットも登場しています。
ohoraは、日本中の人たちが「バレンタインをもっと自由に楽しめる」世の中になれるようにとのロッテ「ガーナ」の思いに共感し、昨年に続いてコラボ企画への参加を決定したといいます。そして、今年はどんな楽しみ方も肯定する「ガーナ・ドッチ」になぞらえてohoraから2択の楽しみ方を提案しています。
「ネイルをつけて楽しむ派」のあなたには、ロッテ「ガーナピンクチョコレート」をモチーフにした、思わず食べたくなってしまうピンクチョコネイルがぴったり。さらに、ショコラアソートBOXのような本物のチョコレートの質感を再現するために何度も試作を重ねた、プレミアムガーナ ダークチョコレートネイルの限定ノベルティも用意されています。全部つけてもよし、普段のネイルにプラスオンしてもよし。無限大のバレンタインネイルレシピが広がります。
「スイーツを作って楽しむ派」のあなたには、ネイルから着想を得たパティシエ監修チョコレートレシピ付き、特別レシピブック風のパッケージセットがおすすめです。可愛くて美味しいチョコレートレシピは、とても簡単に作れるのが嬉しいところ。
「バレンタインのせいにして、自分なりのチョコレートの楽しみ方をしてほしい。」そんな思いを込めた、ohora×Ghanaコラボレーションの特別セット。SNSでは、「ネイルをつけて楽しむ #ご褒美派」or「スイーツを作って楽しむ #手作り派」のドッチ? キャンペーンも実施され、バレンタイン時期を盛り上げています。
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6. イカ徳利を応用!? バレンタインに向けてチョコレートグラスとチョコビール登場
神奈川県厚木市の地ビールメーカー、サンクトガーレン有限会社は2024年2月1日(木)より、チョコレート風味のビール「インペリアルチョコレートスタウト」と、食べられるチョコレート製グラスのセットを数量限定で発売しました。
チョコレートビールはビールそのものがビターチョコレート風味なだけではなく、本物のチョコレートとの相性も抜群です。今回のセットでは、その2つを一緒に楽しんでもらいたいと開発された商品となっています。
チョコレートグラスとチョコレートビールのバレンタイン限定セット。その発想のもとになったのが、北海道や三陸地方などでつくられる日本の伝統的な水産加工品「イカ徳利」というところがおもしろい事例です。まったく違うイメージのイカとチョコレートですが、組み合わせるお酒によっては、たしかに同じく機能するということが実証されています。
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7. バレンタインはもはや推し活の一部? 明治が仕掛けるシーズンプロモーション
明治は“バレンタインはあらゆる人が自分の好きなことと一緒にチョコレートを楽しむ日”として、「推しチョコバレンタイン」がテーマのバレンタインプロモーションを1月25日(木)より開始しました。
もともと「女性が男性に告白する」イメージが強かったバレンタイン。徐々に、好きなヒト・モノ・コト=「推し」に愛情や感謝を伝える“推し活”の一部へと変化してきました。
同社ではZ世代との座談会などを通じて、それぞれの「推し」とともに、形に捕らわれない自由な発想でバレンタインを楽しむ“推しアソビ”へとバレンタインの役割が広がっていることをキャッチアップ。すべての『好き』を認めあい楽しめる、新しいバレンタインを提案すべく今回のプロモーションに至ったとそうです。
特設サイトでは、カラフルクリエイター・MIOCHIN、YouTuber・とうあ、7人組アイドルグループ・FRUITS ZIPPERの3組を推しチョコアンバサダーに任命。“二次元推し”、“自分推し”、“いつめん推し”のそれぞれが自由にバレンタインを楽しむ様子を動画で紹介しています。
さらに、同社が現役の高校生・大学生とともに考えたバレンタインの楽しみ方を、「リアル推し篇」「有名人/二次元推し篇」「エクストリーム推し篇」に分類し、イラスト付きで紹介。家族、友達、恋人、お世話になった人、コンテンツ、体験など、それぞれの「推し」と絡めてチョコレートを楽しめるアイディアを提案しています。
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8. チョコに人気声優の“ご褒美ボイス” がついてくる!? リンツのバレンタイン施策
創業175年以上の歴史を誇り、世界120カ国以上で愛されているスイス発プレミアムチョコレートブランド「Lindt(リンツ)」の日本法人リンツ&シュプルングリージャパン株式会社が、バレンタイン限定のキャンペーン「ご褒美リンツ」の展開を1月10日(水)より開始しました。
バレンタインの期間限定キャンペーンとして展開する「90秒のご褒美リンツ」は、リンドール1粒を食べる平均時間である90秒の“ご褒美時間”をさらに至福のひとときにするボイスコンテンツを毎週(全5週)にわたって公開します。キャストには声優・俳優とマルチに活躍する津田健次郎さんを起用し、リンドールのフレーバーをイメージした音声コンテンツがリンツの公式アプリを通じて楽しめます。
第1回目は、【ミルクな津田健次郎】と題し、ミルクのように優しく包み込んでくれる包容力ある津田さんのご褒美ボイスを収録。「こんなときくらい、ぼくに甘えてほしいな」など津田さんがもてなす、甘くてとろける音声コンテンツで日頃から頑張っている自分への“ご褒美時間”を堪能できます。
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9. 理系大学生・大学院生へ、住友金属鉱山の想いを届ける。バレンタインに「元素周期表チョコレート」を配布
住友金属鉱山は、バレンタインデーとなる2月14日よりブランドプロモーションの一環として、元素や金属を研究する学生を応援することを目的に、元素周期表を模したチョコレートセット「Periodic Table of Chocolates」を元素や金属の研究を進める学部を有する千葉大学など一部の大学へ配布しました。
すべての元素記号がプリントされた118個のボンボンショコラは、箱を開けると見た目は元素周期表そのものでありながら、それぞれに違う非鉄金属元素の個性を、パティシエ波多江篤氏監修のもと味で表現しています。
「Periodic Table of Chocolates」のベースとなるチョコレートは、ロッテの「ガーナチョコレート」を使用。ロッテは「バレンタインのせいにして。」という合言葉を通じて、「日本中の皆さんそれぞれがやってみたいことなどを、バレンタインを言い訳にして、自由に楽しもう」というメッセージを掲げたキャンペーンを展開しており、同社がこのコンセプトに共感・賛同。
バレンタインを機に(バレンタインのせいにして)、理系学生にチョコレートを通じて元素の持つ魅力を楽しんでほしいという思いから、元素周期表チョコレートの製作に至ったようです。
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10. “本命”より“推し”を重視! 明治のTikTok「#推しチョコバレンタイン」ハッシュタグチャレンジ
明治がZ世代(15歳~26歳)の女性を対象に実施したバレンタインの意識調査によると、「本命」にチョコを贈る人数は昨年とほぼ変化がなかったものの、アイドルなどの「推し」や友人などの「義理」にバレンタインを贈る人は昨年より約10%増え、「推し」にバレンタインチョコを渡す活動「推しチョコバレンタイン」の方法も、「推し色のチョコを買う」「推しと一緒にチョコを撮影してSNSに投稿する」などの結果となり、「贈る相手」や「楽しみ方」も多様化していることが明らかになりました。
そんな、楽しみ方が多様化したバレンタインに明治のチョコでもっと楽しんでもらうために、TikTokでは「#推しチョコバレンタイン」ハッシュタグチャレンジをスタートしました。参加方法は、明治のチョコを持ってTikTokを撮影し、推しへのメッセージを自由に伝え、ハッシュタグ「#推しチョコバレンタイン」をつけて投稿するというもの。
また、2月11日と12日の2日間、渋谷のMIYASHITA PARK屋上にて「TikTok | meiji #推しチョコバレンタインイベント」を開催し、会場では“推し色”などが選べるイベント限定フレームを使った「推しに想いを伝える特別ムービー」が撮影できるスペシャルブースを設置。ブース内で動画を撮影すると数量限定で「明治ミルクチョコレート」がプレゼントされ、撮った動画でTikTokの「#推しチョコバレンタイン」ハッシュタグチャレンジに参加すると、もれなくオリジナルのステッカーもプレゼントされます。
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バレンタイン需要に向けたユニークな販促アイデア10事例まとめ
バレンタインデーというイベントの多様化に寄り添うさまざまなアプローチ施策が集まりました。
時代の変化によって、バリエーション豊かに展開されるようになったバレンタイン施策を見ることのできる事例集となりました。
その他の事例集についてはこちら
https://predge.jp/search/post?othres=6806
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