「はたらく細胞」キャラが再生医療や薬物乱用防止をPR|神奈川県
ヒトの身体の細胞を擬人化したマンガ『はたらく細胞』(清水茜/ 講談社刊)。原作者が監修するスピンオフコミックや、TVアニメシリーズ、実写映画版(2024年12月公開)など、2021年に原作が完結して以降も引き続き人気を集めているコンテンツです。
そんな『はたらく細胞』を起用して、神奈川県が「再生・細胞医療の産業化」「薬物乱用防止」を推進するための普及啓発を行っています。
薬物乱用をめぐる取り組みとして、キャラクターが登場するメッセージ動画を作成。多くの観光客が訪れるみなとみらい線元町・中華街駅では1月13日(月)から26日(日)の期間に、駅ホームドアのデジタルサイネージで放映されます。また、春休み期間中にあたる3月7日(金)から20日(木)には、神奈川県内の映画館でも本編上映前の動画広告として放映される予定です。
神奈川県によると、このコラボレーションによって、若い世代の人々が自身の身体・健康や、薬物の怖さを自分のこととしてとらえるきっかけになることを目指したといいます。さらに、県内の小・中・高等学校で学校薬剤師らが協力する教育活動「薬物乱用防止教室」では、コラボ啓発グッズ(画像は参考イメージ)を配布する予定です。
また、これまでにも細胞たちが働く姿を描いた‟体内活劇”『はたらく細胞』は、神奈川県のみならず、献血協力をうながすためのPR施策(日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センターなど)や、熱中症予防対策PR施策(東京都)などにも起用されました。
日本赤十字社の施策は、映画作品とのタイアップとして行われ、献血協力した人への記念品として、「血液バッグエコカイロ」のはたらく細胞コラボバージョンが登場。作品ロゴだけでなく、作品主人公である赤血球ちゃんのセリフをデザインされています。例年、輸血用の血液が不足するという企業や学校の冬季休業期間にあたる年末年始を乗り越えるために、人気作品のコンテンツパワーを活用したようです。
自分では見ることができない身体の内側で、細胞たちが懸命にはたらくさまをコミカルに伝える『はたらく細胞』シリーズ。身体の仕組みや病気、健康について、楽しく自然に学べてしまう作品だからこそ、今後もさまざまな企業・団体とのコラボレーションが行われそうです。
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