蜘蛛の巣をレザーカット! Metro Ad Creative Awardの特殊中吊り
株式会社メトロアドエージェンシーは、これからの新しいOOH・交通広告を創造する公募型広告賞、2024年度「Metro Ad Creative Award」の作品募集を特設サイトにて、2024年12月25日(水)まで実施しています。
その告知の一環として、11月12日(火)から、東京メトロ銀座線、丸ノ内線の各1編成において、中吊り広告ジャック車両を運行開始しました。
今回の意匠は2024年度のグラフィック部門審査員である、えぐちりかさんが手がけたデザイン。アワードで募集しているアイディアについて型破りでユニークなものを期待していることを「Hungry for ideas」というコピーと、レーザーカットでリアルに再現した蜘蛛の巣のデザインで表しました。掲出期間は、2024年11月12日(火)から11月24日(日)までの13日間となっています。
Metro Ad Creative Awardは、交通メディアを題材として“新たな価値を創出する表現やアイディアに出会い、クリエイティブな人材を発掘・育成したい”という想いから2017年より開始し、今年で第8回を迎えるアワードです。
東京メトロの交通メディアを使ったアイディアを、グラフィック部門、プランニング部門、デジタルサイネージ部門の3部門で募集中。グランプリをはじめとする受賞作品は、賞金や賞品の贈呈に加え、実際に東京メトロ銀座線1編成ジャックや、各駅にある縦型サイネージを利用して展示する予定です。
広告・制作・マスコミ業界関係者だけではなく、いつも東京メトロを利用されている多くの方々にも作品を見てもらえるる絶好のチャンスです。アワードでは、幅広い方々から、これからの交通広告の可能性を広げるような新しいアイディアの応募があることを期待しているといいます。
中吊り広告というと、主に規定のサイズの用紙の中に、どんなメッセージ性や工夫を凝らすかというイメージがあります。逆説的に言えば、広告としての掲出条件を満たしさえすれば、はみ出しても、極限まで情報を削られた状態でも、表現の可能性を秘めているということ。
そんな中吊り広告の自由度を文字通り体現した、今回の特殊加工の中吊り広告は、レザーカットによって一枚の紙から、複雑で美しい蜘蛛の巣を生み出しています。また、白一色という潔い配色に、挑発的な「Hungry for ideas」というコピー。
とかく伝えたいメッセージを盛り込むために情報量を多くしてしまいがちな広告とは一線を画すことで、その存在感をアピールしながら、広告媒体を生かしたチャレンジブルな事例を募集する今回の広告意図を明確に発信しています。
実際のアワードでも、どんな工夫とアイデアが詰め込まれた事例が集まり、競い合うのか期待が高まる事例がありました。
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