渋谷には、山はないけど「トイレ」がある!公共トイレを巡る”渋谷deトレラン”開催
一般社団法人渋谷未来デザインは、渋谷区を舞台にしたアーバンロゲイニングイベント「渋谷deトレラン」を、2024年10月14日(月・祝)に開催します。
ロゲイニングとは、多数のチェックポイントが設定された地図をもとに、制限時間内に徒歩やランニングなどでチェックポイントをめぐり、獲得した得点を競うアウトドアスポーツです。本来は山野などで行われることが多いロゲイニングですが、山のない渋谷区では、街や公園を利用して行う都市型の「アーバンロゲイニング」として企画されました。
そして、今回のロゲイニングのチェックポイントは、なんと「公共トイレ」。渋谷区には、安藤忠雄氏、隈研吾氏、佐藤可士和氏など、著名なクリエイターがデザインに参加した「THE TOKYO TOILET」を筆頭に、きれいで快適な公共トイレが点在しており、まさに都市型ロゲイニングにふさわしいチェックポイントといえます。
「THE TOKYO TOILET」は、映画『PERFECT DAYS』の題材にもなっており、海外を含めた注目度の高いイベントになりそうです。
イベント参加者は、代々木公園をスタート・ゴールとし、17箇所の「THE TOKYO TOILET」を含む、指定された渋谷区内の公共トイレや代々木公園内のオブジェなど、33個所のチェックポイントを自由に巡ります。
Instagramで「#渋谷deトレラン」「#渋谷でトレラン」のハッシュタグを付けて、チェックポイントの写真を投稿することでポイントが加算される仕組みになっており、SNSでの拡散が自然と進むよう工夫されています。トイレランニング=「トレラン」と、登山道や林道を走るトレイルランニングを彷彿とさせるネーミングも話題を呼びそうです。
ロゲイニングは、すべてのチェックポイントを周る必要がない、周る順番は参加者が決めることができるなど、参加のハードルが低く、近年ではまちおこしや観光イベントとして実施されることも多くなってきました。
今回の企画では、これまでになかった都市の資源である「トイレ」に着目することで、「スポーツ」×「トイレ」という組み合わせにインパクトを持たせるだけでなく、いつもとは違った渋谷区の魅力を体感できるイベントになりそうです。
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