理想的な会社を分解してみたら…… 生協の説得力抜群なCM
日本でも生協の略称で親しまれている生活協同組合(コープ)は、元々19世紀のイギリスで生まれた生活者による生活者のための共同体でした。そんなコープの魅力は、利用者の生活にとって必要なものを利用者目線で作り、そこで得た利益は地域コミュニティに還元されるという徹底的なユーザー主義。その事実に着目し、現代の生活者にとって最も理想的な企業の在り方はコープが体現しているのではないかというメッセージを提言したCMが公開されました。
“Owned by you. Right by you(あなたによる、あなたのためを思った共同体)”という動画では、資本主義社会において多くの企業は経営層やそのさらに上の資本家によってコントロールされており、本当に生活者のことを思ったサービスは存在しないというメッセージで幕を上げます。
そのうえで、あくまでも生活者が主体となり自分たちのために運営する組織であるコープはさまざまな企業にとって倫理的なお手本となる存在なのでは……? という問いを投げかけています。
多くの営利企業が真のユーザー目線よりも自分たちの利益を優先する中、信念を持って運営されているコープならではの魅力がレシートプリンターというモチーフを通じて描かれたパラパラ漫画風のCMでした。
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