AIが地方創生アンバサダーに就任。芸能人のキャスティングも代替可能な時代へ

Les株式会社が開発したAIモデルの「藤原れい」。2023年5月にInstagramアカウントを開設し、AIであることを明かさずに1ヶ月半で約1万フォロワーを獲得するなど、高い注目を集めています。そんな「藤原れい」が、新たに福島県楢葉町の移住促進PR大使(非公認)に就任したことを発表しました。

楢葉町に拠点をおく一般社団法人ならはみらいでは、東日本大震災からの復興と発展を目指してまちづくりを主導する中で、多種多様な暮らしや働き方を推進しています。AIである「藤原れい」の多様性が、楢葉町における移住促進のコンセプトに合致したことから、移住促進PR大使(非公認)への就任が決定。今後、 Instagramやオフィシャルサイトを通じ、楢葉町の魅力を国内外に発信していくとのことです。

現在、東京メトロ明治神宮前駅および上野駅のデジタルサイネージ、JR常磐線トレインチャンネルにて「藤原れい」を起用した交通広告を展開中。今後は楢葉町のアンバサダーに限らず、様々な社会課題の解決に貢献していくといいます。

地域の魅力をアピールする際、これまでは地方自治体にゆかりのある芸能人の起用が多くみられました。「藤原れい」の起用により、AIが芸能人のキャスティングに取って代わる時代になりつつあるとわかります。AIモデルの起用企業は、消費者に「多様性」や「未来」をより強くイメージさせるのではないでしょうか。AIを使用したプロモーションが急速に普及するなか、今後はどのように活用されていくのかにも注目です。

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