ユニフォーム着用駅員!?サッカーであらゆる“境界線”をなくす、鎌倉インテルの躍動感

鎌倉インターナショナルFC(鎌倉インテル)では、みんなの鳩サブレースタジアムで開催される2023神奈川県社会人サッカーリーグ1部後期第3節「鎌倉インターナショナルFC vs イトゥアーノFC横浜」と第4節「鎌倉インターナショナルFC vs 海自厚木マーカス」に向けて、「JR大船駅」「JR鎌倉駅」にて鎌倉インテルのポスター広告を掲出しました。

また、これまでも実施してきましたが、試合当日にはJR大船駅とJR鎌倉駅の駅係員が、鎌倉インテルのレプリカユニフォームを着用。リーグ優勝、そして関東リーグ昇格をかけた関東社会人選手権大会へ出場に向けて、地域一体となって盛り上げています。

鎌倉インテルは、世界のスポーツのなかで最も競技人口と観戦者数が多いサッカーを通じ、日本を国際化することを目指して2018年1月に設立されました。今季、神奈川県社会人サッカーリーグ1部で戦い、力をつけ、近い将来のJリーグ参入を見据えて活動しています。ビジョンは“CLUB WITHOUT BORDERS”。性別や年齢など、あらゆるものに “BORDER(境界線)”をもたないサッカークラブを目指しています。また、同時に海外で活躍する選手や人材を育成し、鎌倉発のグローバル人材を輩出していくことも掲げています。

ホームグラウンドとなるみんなの鳩サブレースタジアムは、人工芝のフルサイズのサッカーピッチ(102メートル×64メートル)と、約1000平方メートルのパークを併設した、日本では過去に例を見ない、「民費民地民設民営」によるスタジアムとなっています。

鎌倉インテルのおもしろいところは、そのビジョンに一貫して活動し、企業や個人の仲間を獲得しながら成長している点にあります。国際化を目指すとしてなぜサッカーを選んだのかについては、”統計上世界でもっとも競技人口が多いスポーツだから”というマーケティング視点であるところも興味深いです。

さらに、試合当日に制服業務の象徴である駅員さんが地元チームのレプリカユニフォームを着用。公開されているコンセプトムービーは、サッカーチームのPR動画と思いきや、じつは古都鎌倉の観光PR動画にもなっています。ホームである鎌倉とサッカーを徹底して一体化させ、世界に発信することでの広がりは、地域PRやブランディングのひとつの手本といえそうです。

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