オルビスが化粧品業界では初となる”無人販売店舗”を立川にオープン
オルビスの直営店舗である「オルビスグランデュオ立川店」がリニューアルし、無人販売店舗「ORBIS Smart Stand」グランデュオ立川店としてオープンしました。
こちらの店舗では、TOUCH TO GO無人決済システムを導入しており、事前の顧客登録などを必要としない同仕組みを利用した無人販売店舗としては、オルビスはもちろんのこと、化粧品業界においても初の導入事例(2023年5月8日時点、オルビス調べ)となります。また、オンラインカウンセリングサービスを受けることができるコーナーも設置することで、「無人販売店舗×カウンセリング」によるこれまでにない新しい顧客体験価値の提供を実現しています。昨今、販売職の人手不足という社会課題が深刻化しつつあり、非対面接客といったニーズへの対応も求められるなか、コンビニエンスストアをはじめ無人販売店舗の展開が増加しています。そこで、無人で欲しい商品を気軽に購入できるスマートな利便性を持ちつつ、自分に合った美容のお手入れ方法など、お悩みをビューティーアドバイザー(以下:BA)に気軽に相談もできる、オルビスならではの「オンラインカウンセリング」サービスが受けられるコーナーを設置。店内にはテスターも用意されているので、オルビスの主要なスキンケア・美容液などのアイテムを自由に試すことができます。
あらゆる場面での無人販売は定着しつつあるなか、対人だからこその接客が求められる業界でも、オンラインでの接客を取り入れるなどの合わせ技の工夫で、ユーザーの満足度を損なわずに無人販売を実現する試みが増えつつあります。化粧品は、実際の商品を手にとってじっくり吟味して購入したい商品。無人なら人目を気にせず、ゆっくり見比べられるということが、来店の動機のひとつになるかもしれません。また、使い方や成分機能など知りたいときには、オンラインでBAに相談もできるとあれば、安心感もぐっと増します。
無人販売としつつも、依然としてある対面接客のニーズに対応できるオンラインサービスをいかに取り込めるか、今後もさまざまな業界の店舗で新たな試みが広がっていきそうです。
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