もう見えないとは言わせない! 巨大なホームレス像で貧困問題の大きさを訴えた英・NGO
イギリスで貧困を撲滅すべく活動しているNGO・Crisisは、ロンドン市内で増え続けるホームレスたちを救うため、見てみぬふりができないほどに大きなホームレス像をKing’s Cross駅の前に建設しました。
施策名「Impossible to Ignore(無視するなんて不可能)」には、多くの人が日々目にしながらも実際に救いの手を差し伸べられる機会が少ない彼らをサポートしたいという思いが込められています。概要を伝えた動画では、街中を歩きながら常に何かを気にしている素振りを見せる女性の1日を追いかけます。カフェで注文している時も、駅に向かって歩いている時も、視界に入っている何かを常に意識しながらもあえて見ないようにしているかのような様子であることが伺えます。
後半で突然カットが切り替わると、そこには巨大なホームレスが映し出され、街の至るところにいながらもまるでいないかのように扱われてきた彼らをを、視覚的に巨大化させることで無視のできない存在として表現しました。
実際にKing’s Cross駅の前に建設された像は高さ4.3メートルもあり、非常に多くの通行人の目に触れる存在として貧困問題の大きさを全ロンドン市民へと訴求しました。
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