自分が自分であることのプライドが人々の命を救う――医療従事者にフォーカスしたブラジルの施策

ブラジルでLGBTQ+関連のコミュニティを支援するOrgulho Salvaは、最前線で新型コロナウイルス感染症と戦うさまざまな立場の医療従事者たちにフォーカスを当て、LGBTQ+の旗を刻印した「Mask of Pride」を作成するとともに、自身のセクシュアリティと向き合うことの大切さを訴えた啓蒙動画を公開しました。

 

“The pride of being who I am helps me to save lives, including mine(自らのセクシュアリティに誇りを持つことは、自分の命も含めた多くの命を救うための第一歩である)”というメッセージを込めた動画は、LGBTQ+の医者・Marianaのモノローグを紹介。

「わたしは昔から医者になりたかった。小さい頃よく医者になる妄想していたのを覚えています。そして、現在Belo Horizonteにある新型コロナウイルス感染症の専門施設で働いています。自分が誰であるかをしっかりと理解し、そしてそれに誇りを持つことが大切。それがダイバーシティな社会の実現に繋がるとわたしは信じています」。

「ゲイだから、ホモセクシュアルだからという理由でわたしたちにできないことはなにもない。わたしたちには無限の可能性があるし、どんな仕事にだって就けるし、ゲイだから劣っているなんてことはない。そう家族に教わりました。自分に誇りを持つことは、社会に対する言い訳をせず、自分のやりたいことをひたすら追求し、他人の幸せに貢献することだと思います」

真っ直ぐカメラを見つめながら語るMarianaは、多くの困難を乗り越えて、努力の甲斐もあって幼い頃の夢だった仕事に就くことができたようで、「Mask of Pride」には文字通り、“誇りを顔にのせる”という意味合いもあるそうです。

また、本動画に加えてイラストや別のLGBTQ+をモデルに用いたビジュアルも公開しています。

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