カラスに占拠された街からの唯一の脱出手段とは? Hyundaiの燃料電池トラックのCM
ソウルに本社を置く大手自動車メーカー「Hyundai」は、水素燃料電池システムを搭載した大型トラック「XCIENT」をアピールするサスペンス映画風のCMを公開しました。環境にも優しく、ガソリン車独特の騒音も軽減できるという特長を緊張感溢れるストーリーを通じて表現しています。
動画の冒頭、獰猛なカラスに占拠されてしまったと街が映し出されます。空からの侵略者を前に住民は為す術もなく、荒れ果ててしまったようで、「Birdsville」と名付けられた土地を前にした警察官は、遠距離から「絶対に音を立てるな。繰り返す、絶対に音を立てるな」と無線機に語りかけています。
どうやら街中の水素スタンドでトラックに給油中の女性が安全に出られるようアドバイスをしているようです。
シーンは変わり、水素スタンドで周囲を見渡しながら音を立てないようにトラックに充填する女性が映されます。彼女を取り囲んでいるカラスの群れはその一挙手一投足を見張るようにしていますが、トラックがガソリン車ではなく音を一切立てずに補給可能な燃料電池トラックだったことが功を成し、無事に襲われることなく脱出できたのです。
道中にすれ違う旧型のガソリントラックは、騒音が原因でカラスの群れに襲われてしまいます。ヒッチコック監督の映画「鳥」を連想させる動画は“The cleaner, quieter way(より環境に優しく、より静かな選択を)”というキャッチコピーで幕を下ろしましす。
本動画は、YouTubeでは約330万回再生、さらに高評価を獲得し多くの注目を浴びました。
その他の広告事例についてはこちら
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
1