Question Everything. 「全てを疑う」ものづくりの姿勢を伝えたHYUNDAIの広告動画

韓国の自動車メーカーHYUNDAIは、新型ツーソンの開発にあたり、いままで車を作るうえで常識とされてきたすべてのことに疑問を持ち、最高の車「ツーソン」を作ったことを伝えるため、日々の矛盾や不思議な事象に対し疑問を持つ人々の動画を公開しました。


颯爽と走る車。ある男性の疑問から、動画は始まります。


「どうしてハワイに州間高速道路があるんだろうか?」(ハワイ州は島だから、ほかの州と道がつながっていないのに)



次に映し出されるのは、ピクニックを楽しむ女性たち。「時間を無駄にすることを楽しんでいるとしたら、それって本当に無駄なことなの?」


場面は次々と切り替わります。「ふと思ったんだけど、流砂(quicksand)はどうしてあんなにゆっくり動くんだい?」「たしかにそうだ、“slow sand”じゃないか」


「曖昧って言葉は、もっと曖昧であるべきじゃない?」「すべてのルールに例外がある場合、そのルールには例外があるのかな?」


「肘の骨は、どうしてファニーボーンという名前なんだろう。打ったことあるかい? ぜんぜん愉快(funny)な気持ちにならないよ」
「もしも健忘症になって、それから治ったとしたら、忘れてしまったことを覚えているのかな」



「どうしてパイナップル(Pinapple)って名前なのかしら、松(Pine)でもりんご(Apple)でもないのに」



そして、場面はHYUNDAIのオフィスに切り替わります。「もしも、他の運転手に一番気付いて欲しいことを、エンジンをかけるまで気付かせないように作ったらどうなるだろう」


「私たちはすべての常識を疑いました。すべてが新しくなったヒュンダイツーソンで冒険を」


動画の最後には、先ほどのドライブ中のシーンに戻り、疑問にこたえるかたちで、北アメリカと、その周辺地域の人々に向けたプロモーション動画であることが明かされます。「史上最高のツーソンさ」「ところで、誰に向かって話しているの?」「北アメリカと、その周辺地域に向けてだよ」

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