モハメド・アリやマライア・キャリーの子ども時代を描き、子どもを応援するOshKosh B’goshのCM
アメリカの子ども服ブランドOshKosh B’goshは、夢に向かう子どもたちの無限の可能性を伝えるため、モハメド・アリやマライア・キャリー、アウトキャストなど、偉業を成し遂げたスターたちの子ども時代を描いたブランディング動画”Today is Someday(今日がそのいつかだ)”を公開しました。
元WBA・WBC統一世界ヘビー級チャンピオンのモハメド・アリの架空の少年時代を描いたバージョンでは、OshKosh B’goshのポップな服を着ながらカメラに向かって「いつかぼくは、世界を震撼させる存在になるんだ」と語りかける少年を映すところからはじまります。
「おかあさんにもっと大きな家をプレゼントするし、ボクシングよりも、人生そのものよりも偉大な存在になる。ぼくが行く先々ではみんながぼくの名前を叫ぶほど有名になって、いつか世界で1番強い男になる。蝶のように舞い、蜂のように刺す、そんな強い男にね」
アリ少年が語る”いつか”は、この頃からすでにはじまっていたことを示唆するように”Today is Someday”のタイトルが画面に現れ、動画は幕を下ろします。
アメリカの歌手、マライア・キャリーの幼少期を描いたバージョンでも、同様にカメラに向かって語りかける少女の姿が描かれています。
「いつかわたしは世界を変える。いま頭の中に入っているメロディーたちが、ヒットチャートの頂点で流れるようになる。いま心の中に閉まっている歌が、何万人もの人の心をゆさぶる日がくる」
「1年に1人の歌手でもなく、10年に1人の歌手でもなく、1,000年に1人の歌手になる。わたしの活躍が、いつか多くの女の子たちの夢を後押しする、そんな輝く存在になるんだ」と、自信たっぷりの表情で語る少女。ポップな服を身にまといながら、大きな夢を描いています。
“Ms.Jackson”や”Hey Ya!”等の代表作で知られるヒップホップデュオ・アウトキャストの子ども時代を描いた別のバージョンでは、ストリート風の服を着ながらも清潔感を覚えさせる2人の少年が「いつの日か、誰も想像すらしたことないような発明をするんだ。地元のアトランタが有名になるほどの、全くもって新しい音楽を作り出すんだ」と語りかけます。
「他の誰かの真似事じゃなくて、唯一無二の存在になる。そして、世界中の人たちに、ルールは守るものじゃなくて、壊して、書き換えるものなんだって伝えるんだ」
アウトキャストにとっての”いつか”も、アーティストとしてデビューする遥か昔からはじまっていたようです。
偉業を達成した3組の幼少期をOshKosh B’goshのカラフルな服で彩ったCMは、夢に向かう子どもたちを応援する存在でありたいというブランドの姿勢が表現されています。
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