文芸と教養の140年を未来へ 中央公論新社の周年記念プロジェクト

2026年4月に創業140周年を迎える、中央公論新社。1886年の創業以来、『中央公論』『婦人公論』をはじめ、言論・文芸・教養出版の分野で日本の出版文化を牽引してきた同社は、周年の節目に「過去と未来をつなぐ」多角的な記念企画を展開します。

目玉のひとつは、文芸誌『アンデル 小さな文芸誌』の復刊。2015年から2018年にかけて、130周年記念企画として刊行された同誌が、月刊誌として2年間限定で再始動します。

初号は2026年1月9日(金)に発売され、芥川賞受賞作家の朝比奈秋さん、作詞家・翻訳家としても活躍する小川糸さん、“会社員作家”の異名でも知られる石田夏穂さんなど多彩な執筆陣が参加しました。

また、専門家が古典作品を約100ページで解説するという書籍の新シリーズ『すごい古典入門』を出版。初回のラインアップとして、ルソー『社会契約論』を政治学者の宇野重規さんが、ハンナ・アーレント『人間の条件』を哲学研究者の戸谷洋志さんが解説する書籍が、それぞれ1月8日(木)に刊行されました。

さらに、中公新書や中公文庫の名著改版・電子化、新装版文庫の刊行、全集の出版など、長年の蓄積を現代の読者に届けるといいます。谷崎潤一郎の未公開書簡を収めた「書簡集」や、累計350万部超の『デルフィニア戦記』新装版など、往年の名作を新たなかたちで展開します。

この周年プロジェクトにあわせて、同社・中公文庫のシンボルマークをリニューアル。鳩と少女をモチーフにした新ロゴは、ブランドの歴史と未来を象徴するもので、画家・ヒグチユウコさんの描き下ろしです。

この新マークは、2026年元旦の読売新聞に掲出した広告でお披露目されました。

これらの企画は、140年にわたり日本の言論と出版文化を支えてきた歩みを可視化し、既存読者との絆を深めると同時に、新しい世代に「今こそ読むべき本」を提示するものです。伝統と革新を融合させながら、次の時代へとその存在感をつなげていくことを企図した周年プロジェクトが行われています。

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