有名企業5社とコラボ 実在の商品で学ぶから理解度が深まる、人気メニュードリル
2026年2月13日(金)に株式会社 Gakkenが発売予定の【人気メニュードリル マクドナルド・サーティワン アイスクリーム・スシロー たし算・ひき算』と『人気メニュードリル ヤマザキパン・サーティワン アイスクリーム・不二家 図形』。同社は、2025年12月1日(月)より予約販売を開始しました。
人気メニュードリルシリーズは、誰もが知る有名企業とコラボし、人気商品の写真で楽しく学ぶというもの。2025年3月には、『スシロー・サーティワン アイスクリーム・はなまるうどん ひらがな・カタカナ』と『ピザーラ・サーティワン アイスクリーム・不二家 はじめての分数』の2冊が発売されました。分数は発売後約2週間で、ひらがな・カタカナも発売後約2カ月で重版がかかるという好評を博したタイトルです。

新たに追加されたのが、「たし算・ひき算」「図形」の2つです。今回も誰もが知っている有名企業とコラボレーション。たし算・ひき算では、おすしやアイスクリーム、ハンバーガーの写真で、数のしくみや、たし算・ひき算の計算を学習します。図形では、パンやおにぎり、お菓子の箱、アイスクリームの写真で四角形、三角形、箱、球など、平面と立体の基本的な形について学びます。豊富な写真で、バラエティ豊かな問題が掲載されているのが特徴的です。

実際に実在するそれぞれの人気メニューが登場し、実生活に即した問題を多数掲載。たとえば、四角い食パンを2つにカットするとき、1つの角(かど)と反対側にある角を結ぶ対角線で切れば、食パンは2つの三角形になります。その角から少しずらして、辺と辺を結ぶ斜めの線で切ると、今度は2つの台形に。また、普段捨てるときに何気なくつぶしているお菓子の箱は、広げると展開図になります。そんなふうに紙の中での学習で終わらせず、学んだことが日々の生活でも意識できるような問題が掲載されています。

さらに、ドリルの巻末には「メニュー表」がついています。こちらは、学習を進めながら付属の「たべものシール」を貼って、「メニュー表」を少しずつ完成させることのできるお楽しみ要素です。子どもたちに大人気のメニューが盛りだくさんのたべものシールは、子どもが自ら学習を進めたくなり、楽しく最後まで取り組める仕掛けとなっています。

そもそものシリーズ誕生のきっかけは「分数」だそう。概念を理解するのが難しく、つまずきやすい単元のひとつである分数。しかし、子どもたちが楽しそうにピザやホールケーキを切っている姿を見て、「これってものすごく分数だ……!」と担当者が気づいたことがきっかけだったといいます。

「勉強と思うと身構えてしまうけれど、実は日常で無意識に使っているかもしれない」「ドリルで学んだことが、どう実生活で生きるのかイメージしやすいものを作りたい」という思いで制作されている、こちらのシリーズ。勉強に苦手意識のある子どもでも興味を持ちやすく、実生活にも密接に関係することで繰り返し反復学習する機会がつくりやすいこともポイントです。
また、コラボしている企業からするとドリルを通じて、ファミリー層へのメニュー認知を高めたり、利用促進へとつなげたり……PR・販促施策としての有用さも垣間見えます。それぞれのメリットをしっかりと掬い上げた、マーケティングの好例といえそうです。
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