チョコレートと共に時をかける──明治が紡ぐ99周年の“物語とメロディー”

明治ミルクチョコレートが、2025年9月13日(土)に発売99周年を迎えました。これに合わせて発売元である株式会社明治が、音楽・文学・広告を横断する記念企画を展開。ブランドの歴史と文化的価値を振り返りながら、100周年に向けた取り組みを始動しました。

まずは、9月13日(土)には、読売新聞朝刊に「時をかけるチョコレート。」と題した15段(一面)広告を掲出。大正から令和までの歴代パッケージを振り返りながら、チョコレートが人びとの暮らしに寄り添ってきた歴史を伝えました。同時に、2026年9月までの期間は、毎月13日に小枠広告(画像上)を出稿していくといいます。

そして、音楽を軸とする「Melody of meiji」では、世代を超えて愛される12組のアーティストが「明治チョコレートのテーマ」を歌い継ぎます。

トップバッターは、歌手の中森明菜さん。企業動画への出演は約15年ぶり、明治とのコラボレーションは約37年ぶりとのことです。この動画は、チョコレートをバトンにして、翌月公開のアーティストへとエピソードがつむがれていくそうです。そして、このシリーズでは、五木ひろしさん(10月13日(月))、TOSHI-LOWさん(BRAHMAN/OAU 11月13日(木))、FRUITS ZIPPERさん(12月13日(土))らの出演を予定しています。

文学をめぐる企画は、雑誌『MOE』(白泉社)が舞台に。「チョコレートをめぐる物語」と題して、小川糸さん、江國香織さん、角田光代さんら5人の小説家が、チョコレートを題材に執筆した短編小説を順次掲載。それらをまとめ、100周年にあたる2026年にアンソロジー作品集として出版される予定です。

さらに、復刻パッケージを使用した「明治ミルクチョコレートビッグパック」が11月18日(火)から全国発売されます。創業当初から現在までの6種類のデザインを個包装に採用したといい、懐かしさと新しさを同時に伝える商品です。

1926年の発売以来、時代を超えて多くの人に親しまれてきた明治ミルクチョコレート。99周年を迎える今、音楽と物語を通じてその歩みを振り返りながら、次の100年に向けた“やさしさのバトン”を静かにつむぎはじめました。

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