全世界で、ゴミと健康を考える夏に! Trash×Bento「ゴミ弁当コンテスト」

ピュブリシス・グループ・ジャパン(以下、PGJ)は2025年7月21日(月)〜8月31日(日)の期間、ゴミ弁当コンテスト2025 「リサイクル、地球のため、身体のため。」の募集をスタートしました。ゴミでお弁当を作るというクリエイティブな要素を加えることで、多くの人にゴミ問題を楽しく考えてもらうのが狙いです。

2024年の実施時には親子での参加者が多かったため、今年は募集期間を夏休みに合わせたといいます。親子でゴミ問題と、ゴミが巡り巡って自分の体内に入り、将来の健康にも影響することについて考えてもらうきっかけになればとの想いが込められています。また、表彰の1つ「未来の天才賞」は、10代までの参加者に贈られるもの。夏休みという絶好の機会に多くの親子に参加してもらう後押しとなっています。

そして、今年からは、海外からの参加も可能になりました。パリに本社があり、世界100か国以上で活動をしているピュブリシス・グループのグローバルネットワークを使って広く募集をかけています。これは、2024年のゴミ弁当コンテスト開催後に、他国の拠点の人と話をしたのがきっかけだったといいます。

海外の人にとって、日本のBentoは独自文化であり、それとゴミを掛け合わせたのが、非常におもしろいという感想が寄せられたのだとか。海外の人たちにとって「Trash×Bento」にすることで、強い関心を持つことがわかり、英語版のページも作成。海外におけるBentoの関心の高さを合わせて、より多くの人にゴミ問題に関心を持ってもらえる機会と捉えています。

そして、今回も他団体からも協力を得ることができ、世界最大のダイビング教育機関であるPADIが協賛によって、「魚もよろこぶで賞」を新設しました。また、神戸市のアクアリウムとアートが融合した都市型水族館「átoa(アトア)」での企画展「プラスチックの海~変えられる未来~」にも参画。

どちらも、海のゴミ問題に強い関心を持って活動している繋がりがあり、このコンテストとのコラボレーションが実現したものです。そのほかにも多くの方に気軽に参加してもらおうと「気軽に参加しよう賞」も新設されています。

こちらのコンテストは、世界最大級の広告賞「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル2025」の会場で「ACT with Courage展」にも出品し、注目されたといいます。自治体での展示なども行い、日本最大級の環境展示会「エコプロ2024」でも展示し、多くの人の興味を集めています。

施策の背景には、現在人は多くのマイクロプラスチックを含んだ食品を摂取しており、それを計算すると1年間で「小さなお弁当一食分の量」と同等のマイクロプラスチックを食べているという事実がありました。「けっこう多いのでは?」という疑問から、この企画が始動。

参加者には、「ゴミ弁当」を作るためのゴミを拾うことからスタートしてもらい、生活圏に多くのゴミが落ちていることに気付いてもらうといいます。また、ゴミ弁当を作ることで、一年で知らず知らずのうちに摂取してしまっているゴミの量とそれによる健康への影響について認識してもらい、ゴミ問題を意識するきっかけとなる狙いもあるそうです。

PGJでは会社として利益を追求するだけでなく、社会貢献する企業でありたいという思いから、SDGs COMMITTEEを立ち上げました。2022年はSDGsへの意識をまずは自社社員から高めるために、社員の教育と啓蒙活動を進め、2023年は地域社会や業界への貢献をさらに推し進めるために、社員を巻き込みながら、社外的にもメッセージを発信してきた実績があります。

さらに、花見シーズン後に目黒川のゴミ拾いをスタート。ただ拾うだけでなく、広告代理店だからこそできるクリエイティブで意識を変えていく企画にしていこうと考え、ゴミを使ったクリエイティブ作品を発表しました。2024年からは、より多くの人にクリエイティブにゴミへの意識を高めてもらいたいと考え「ゴミ弁当コンテスト」を開催することとなり、今回が2回目の開催となっています。

特別審査員には、芸人でゴミ清掃員でもある滝沢秀一さん、料理家で発酵マイスターでもある榎本美沙さんが参加。街に出てゴミを拾い、ゴミ弁当を作る(弁当箱はゴミを活用しても、型紙から作ってもOK)、写真を撮って、データ送付で応募するというのが参加のフローです。10月頃にピュブリシス・グループ・ジャパン公式Instagramとゴミ弁当公式サイトで結果が発表される予定となっています。

夏休みの期間にあわせて、PGJが実施するゴミ弁当コンテスト2025 「リサイクル、地球のため、身体のため。」。宿題の自由研究としても活用できそうな、楽しみながら学べるところもポイントです。

また、お弁当をテーマにすることで、海外の人々にも注目してもらえるチャンスも期待でき、グローバル展開を見越した企画力が光るCSR施策となっています。

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