親子で遊んで、くつろいで。アパホテルプールのコラボ広告

2025年7月アパホテル&リゾート〈新潟駅前大通〉にて、アース製薬の炭酸入浴剤ブランド『温泡』とのコラボレーションによる「温泡 デカまるプール」がオープンしました。

本施策では商品の世界観をリアル空間に展開することで、親子で訪れるファミリー層を対象に「ブランドを体験として記憶に残す」アプローチを試みています。シリーズ化された過去のコラボ施策に続く形で、広告と余暇体験の融合を図った注目のプロモーションです。

親子で自然に触れるブランド体験

本施策の舞台となるアパホテル&リゾート〈新潟駅前大通〉は、新潟駅から徒歩7分という立地に位置する大型施設。2階の屋外プールは夏季限定で宿泊者や日帰りプラン利用者に開放され、縦4.2m×横7.2mというファミリーに適したサイズ感と時間制料金による利用しやすさが特徴的です。

今回の施策では、プール底面に『温泡 デカまる』のロゴを大きくペイント。子どもと一緒にプールで遊ぶ体験そのものがブランドへの接触となる設計で、視覚的にも印象に残る空間が作られています。

プールでの非日常的な体験が、家庭での“バスタイム”という日常行動に結びつく構成となっており、まさに「ブランドを生活の流れの中で伝える」設計がされています。

ブランドごとに変化する訴求設計

アース製薬とアパホテルのコラボレーションは、これまでに〈六本木駅東〉の「バスロマンプール」、〈大阪なんば駅前タワー〉の「モンダミンプール」で展開されてきました。いずれもプール空間に商品ロゴを描き、フォトスポットとしても機能する“記憶に残る広告”として注目を集めています。

今回の「温泡 デカまるプール」は、その延長線上にありながらも、Z世代ではなく“親子”を主なターゲットとした点で一線を画しているもの。シリーズ施策としてブランドごとの世界観を表現している点は、継続型プロモーションの好例といえるでしょう。

思い出とともに購買を後押し

アパホテルのコラボプールシリーズは、“体験”というかたちで生活者との接点をつくる点に特徴があります。今回の「温泡 デカまるプール」では、ロゴが自然と視界に入ることで遊んだあとに自然と「家でも使ってみたい」と感じさせる構造を取り入れており、押しつけがましさを感じさせないブランド訴求がなされています。

親子での水遊びという“記憶に残りやすい時間”と商品のロゴが結びつくことで購入検討のきっかけを生み出す仕組みは、広告接触から購買行動までの流れが丁寧に設計されているといえるでしょう。

思い出に結びつけるブランド体験

「広告を見せる」のではなく「体験として感じてもらう」。そんな新しい広告体験のあり方が、アパホテルとアース製薬のコラボシリーズには一貫して感じられます。今回の「温泡 デカまるプール」は、その中でも親子の生活導線にしっかり寄り添った構成で、家族時間の一部としてブランドを記憶してもらうことを目指した施策です。

夏の特別な時間のなかで、心と身体をほぐすバスタイムの価値をさりげなく提案するこの施策は、生活に寄り添うプロモーションのあり方を示す好例。今後のコラボ施策のヒントとなりそうです。

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