ポンコツAIが成長する様子を描いたFiverrのブランディング動画
さまざまな領域のプロフェッショナルなフリーランスが集まるビジネスマッチングサービスのFiverrは、これまで多くのユニークなCMを通じて知名度を上げてきており今やアメリカ国内で多くのユーザーを抱えているようです。
その過去事例はPR EDGEでも紹介しており、シンプルな短尺CMから長尺ものまでアウトプットの種類は多岐に渡りますが、そのどれにも共通しているのはFiverrならではの遊び心が詰め込まれているという点。今回新たに発表されたAIサービスの訴求を行ったCMでもこれまでの広告同様独特なアプローチが取られていました。
サービス自体の内容としては登録されているフリーランスたちのスキルをAIに学習させ、スピードだけでなく精度まで向上させるという独特なもの。これまでFiverr上で発注していたフリーランサーたちの代替AIをプラットフォーム側が提供しているのです。
そんな特殊なサービスの訴求を行ったCMで主役を務めるのは、速さにこそ自信はあるもののスキルがないためにこれまで一切使われてこなかったポンコツAIを擬人化した男性。「ほら、600案持ってきたよ」と言っても一つも使われず「0.4秒で考えたんだ」と言っても見向きもされず、とにかく速さだけが売りだったAIにFiverrに登録していたイラストレーターがスキルを教えれば最強のタッグが完成する……そんな微笑ましい様子がロマンスコメディ映画風のタッチで描かれているのです。
最新技術とトップフリーランサーのスキルを融合させた特殊なサービスだからこそ、あえて長尺CMでドラマ仕立てにすることでそのメリットだけでなく目的すらも伝えようと試みた、Fiverrのこれまでの広告の中でも突き抜けたメッセージングが印象的な動画でした。
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