空腹はゲーマーの敵! Hellmann’sが行った本格的な検証施策
ユニリーバ傘下の調味料ブランドHellmann’sは、マヨネーズやケチャップを中心に手がけるブランドとして北米と南米大陸において多くのファンを抱えています。アメリカンフットボールの祭典・スーパーボウルにもCMを出稿しているため、PR EDGEの読者であれば一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
そんなHellmann’sが重要マーケットとして捉えている南米・ブラジルにおいてより強固なブランドロイヤリティを作るため、eスポーツファンをターゲットにした少し特殊な啓蒙施策を公開しました。
“Hungry Games”と銘打たれた施策はまず、現地の科学者たちによる調査を行いました。空腹時にプロeスポーツ選手のパフォーマンスがどれだけ低下するのかを図り、それを数値化。そしてブラジル国内で最大規模を誇るeスポーツチームのFURIAと協業することで空腹時の選手としっかりと食事とした選手のパフォーマンスがどれだけ違うのかを実際に対戦させることで浮き彫りにしたのです。
配信プラットフォームのTwitchで公開された試合の様子は多くのeスポーツファンを中心に視聴され、普段の配信とは一味違う戦闘の様子を企画の力を通じて表現することに成功しました。
調査の結果、空腹時のエネルギーが低下したと答えた被験者は97%、集中力も低下したと答えた被験者は98%にものぼりました。気軽に空腹を満たす存在として親しまれているファストフードととにかく相性が良いHellmann’sのケチャップやマヨネーズをしっかりと訴求することもでき、まさにターゲットの文脈に寄り添った商品訴求施策だったと言えるのではないでしょうか。
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