【VTuber×書店】70名以上のVTuberがおすすめ本を紹介「未来V書店」秋葉原で開催

2025年5月3日(土)から2025年5月11日(日)までのゴールデンウィーク期間中、秋葉原の書泉ブックタワーで「未来V書店」の開催が決定しました。

主催は「アタマオカシイ、本屋」「推しまくる、本屋」で知られる株式会社書泉と、「もっと面白くしない?」をキーワードに企画を手がける「めちゃめちゃ」。70名以上のVTuberが参加するこのイベントは、リアル店舗の新しい活用方法として注目されています。

70名超のVTuberが「推し本」を紹介

未来V書店では、VTuberたちがそれぞれのおすすめ本を自作のPOPで紹介。VTuberの個性が反映されたコメント付きの展示は、まるで“推しの書棚”をのぞき見るような体験を叶えます。

展示される書籍は100点以上にのぼり、その一部は購入も可能。中にはオリジナルポストカードなど、特典付き商品も用意されています。

来場者は推しVTuberのおすすめを手に取ることで、普段読まないジャンルに触れるきっかけにもなるはず。書籍がVTuberとの“接点”となる仕掛けは、リアル書店でこそ成立す販促アイデアのひとつといえます。

ファンとのリアルな交流「V降臨」や多彩な体験施策

イベントの前半(5月3日〜6日)には、「V降臨」と題したリアル交流企画を実施。チェキ撮影や1on1の会話が可能なコンテンツで、VTuberと直接話せる貴重な体験がファンを惹きつけられそうです。

さらに、会場ではVTuberのプロフィールカードが展示され、来場者は“共通の好きな本”を通じて新たな推しを発見することもできる仕様。モニターでは「未来V書店アンバサダー」による案内映像も放映されており、推しの声を通じた演出が没入感を生んでいます。

回遊と購買を促す連動企画も充実

イベントは体験だけで終わりません。会場限定のオリジナルガチャでは、Tシャツや缶バッジ、しおりなどが1回500円で当たります。VTuberとコラボしたグッズが手軽に手に入るため、来場記念やSNS投稿のきっかけとしても機能するでしょう。

また、VTuber・花代乃メノラさんによる謎解き企画「妖狐からの挑戦状」も同時開催。書泉ブックタワーを回遊しながら問題を解く内容で、正解者には数量限定のグッズも進呈。参加は無料となっており、気軽に参加しやすい企画となっています。

書店の価値を再定義する販促施策

未来V書店は、書店を“体験する場”へと進化させる象徴的な取り組み。VTuberというデジタル文化と書店のリアル空間を組み合わせることで、新規層の来店や長時間滞在、購買促進を同時に実現しています。

ただ本を売るのではなく“誰から薦められたか”で本の価値が変わる時代。推しが薦めるからこそ読みたくなる──そんな読書体験を生む「未来V書店」は、書店業界の次なる販促のかたちを示している施策でした。

その他の販促事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=29
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る